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4月14日 日曜日 第二回LCL


本日2回目のLCLになります。第1回はこちら。

2回目のLCLですが、今回も非常に多くの学びがあり刺激的な4時間でした。前回の言葉を使うとまさに「星の時間」。今回は、ゲストに「ジェネレーター」という言葉を共同で提唱された市川力さんから「探究をジェネレートする」というテーマでお話ししてもらいました。

ちなみに以前、「ジェネレーター」を紹介した文章もあるのでよければぜひ。

今回話しを聞いて特に気になった部分を2点まとめてみます。みなさんの参考になれば幸いです。

1探検と研究

まずは、探究についての話。探究を「探」検と「研」究に分割して、前者の探検の話をメインに話が展開していきました。実際に探検から始める。そんな実体験があれば、自然と勉強したり表現したりすることができると。

「研究」のあり方は、様々な手法が開発されていますが、探検の手法というのは探究の導入段階で終わってしまうことがままあるけども、そこが大切だと。

確かに、導入段階で体験から問いを作っていこうという手法は探究学習ではよくあるパターンです。しかし、力さんがいうには、この探検的なアプローチは研究段階に入っても常に必要だとのことでした。

「探検」と「研究」は二重螺旋構造のようにつながっているものだと聞いて、なるほど!と深い感動を得ました。感性をフル活用する時間、身体性を大切にする時間を確保することが重要だと感じました。

ただ、学校での時間はほとんど研究のような活動に時間を充てることが多いです。その中でも、研究活動の中に探検活動をデザインしていくことは可能だと感じたので、今後チャレンジしてみたいと思いました。

あと、感性を開いて面白いものを見つけたら自然と人に話したくなると。そこから対話が自然発生し、協働的な学びにつながっていくのだとお話を聞いて感じました。対話の必然性というやつですかね。

2探究は地道でキツい

これもかなり印象的でした。感性は現代社会だと育み続けないとすぐに奥底へ行ってしまうとのことです。だからこそ、継続して感性を開き続けることが大切になってきます。

ただ、これがなかなか難しかったりします。わたしも一応感じたことをこのように毎日記録していますが、あまり感じなかった日もあります。何を書こうか迷ってしまうような日です。

ただ、そんな日って基本的には余白というか遊びがないのですよね。だからこそ、感性を開いていくためには常に余白がある状態で、受容できる環境が必要不可欠ということです。

そこで、わたしの中で問いとして立ち上がってくるのは、「余白がない中、わたしの周りの人々がそのような地道でキツい営みどどう一緒に共有し協働できるのか」ということです。

探究を強要できませんが、探究は地道でキツい営みですがわくわくする生き方そのものでもあります。ただ、余白がないとやはり楽な方へ行ってしまうのもまた人間だとも思います。

ただ、わたしがジェネレーターとして周りの人々と探究し、気がついたら面白いものを生み出していた。そんな状態をこの1年間で作っていきたいなと今回のお話しを聞いて強く感じました。

次回も非常に楽しみにしております!!



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