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トイレトレーニングって必要?~いつになったらおむつがとれるのか

子供の大きな成長の一つ、「トイレに自分で行けるようになる。」おむつを買い続けるのも、一日に何度も交換するのも、とても労力の掛かる育児の一つですし、親は、一日も早く、自分でトイレに行けるようになってほしい、と願うものです。トイレ、といっても、実際には、
1.       尿意を感じ、(出る前に)自分でトイレに行く
2.       ズボン、パンツを下す
3.       トイレに座る
4.       汚さずにトイレを済ませる
5.       拭く
6.       パンツ、ズボンをはく
7.       流す
8.       ドアを閉める
9.       手を洗う、拭く
という多くのステップがあり、特に「1」~「4」が最初かつ最重要な目標、できるようになったら大きな一歩です。

トイレトレーニング(トイトレ)はまず、トイレの間隔は空いている?の確認から始まります。おむつ交換後、2時間くらいたってもおむつが濡れてないことが確認できたら、おしっこを溜めることができるようになってきている証拠です。次に、尿意や便意を感じているか、の確認。おしっこ(うんち)したい、がわかってきて、それを親に伝えられるようになってきたら、トイレに行くことを促します。最近のおむつは性能が良くて、おむつが濡れている、という不快感を得にくくなっており、トイトレには不向き。そこで、少量吸収できるトイトレ用のパンツもあって、それをはかせて「パンツが濡れるのが嫌」→「トイレでおしっこしたい」という感覚を養う方法もあります。

ぺっくんが「1」~「4」を完璧、とまではいかなくてもある程度できるようになったのは、ほぼ4歳(4歳の誕生日の数日前)でした。一般的に何歳くらいでできるようになるものなのか、を調べてみると、早い子は1歳台、多くが2歳後半~3歳前半のようで、ぺっくんは遅めでした。で、どうやってできるようになったか、というと、答えは「何もしていない」です。4歳になる直前に、急に「おしっこ」と言って、トイレに駆け込み、ズボンとパンツを全部脱いで、トイレを済ませるようになったのです。大も小も同時に。
実際には、周りのお友達でトイレに行ける子が増えてきた2歳半頃に一度、トイトレには挑戦しています。すぐに中止したので「プチトイトレ」といったところでしょうか。「トイレ出る?行く?」と促す、トイトレ用パンツを履かせる、を試しましたが、その頃はまったくトイレに行くことにも、おむつを外すことにも興味を示しませんでした。このプチトイトレの1年半後、4歳になる直前に、急に「おしっこ!」と言ってトイレでするようになったのでした。あれこれ親が指導するより、本人が自分自身のタイミングを見極めていくようになった、というのがぺっくんがトイレに行くようになるまで、でした。ちなみに、小ができても、大がなかなかできるようにならない子もいるようです。皆それぞれ、ですね。

失敗談としては、トイトレパンツを履いたまま寝かせたら、あせもができてしまい、トイトレパンツは通気性が悪い、ということにも気づきました。布団につけるおねしょシートも同様、通気性が悪く、たくさん汗をかき、かわいそうになりました。会社の先輩に教えてもらった方法で、「寝てからパジャマの上におむつをはかせる→起きる前に外す」という技があり、このやり方はよさそうだな、と思いました・・・結局やらなかったのですが。興味のある方は試してみてください。

さて、現状(6歳)は、というと、今でも「4」はたまに失敗します。大好きなYouTubeを見ているときなど、トイレに行きたくなっても我慢して見続け、ぎりぎりになってトイレに駆け込むためです。「7」「8」はできない(やらない)ときも多いです。毎回、忘れないでね、と伝えるようにしているので、そのうちできるようになるといいな。「9」は、毎回やってはいますが、かなり雑です。親が見ていないと、石鹸を手全体につける前に流す、石鹸が残っているのにすぐに水を止めて拭いてしまう、ちゃんと拭けておらず水滴がついたまま、ということもしばしばです。これはそのうち、自ら気付いて改善してくれることを願うばかり。そして「2」ですが、自宅の便座では、今でも全部脱ぎます。ひざ下にズボンとパンツを残したままトイレに行ってほしいのですが、脚が開かなくてやりにくいようです。小学校に入る前にトレーニングすることにしよう。

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