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『石炭ダメ』の正しい意味が解ったけど、ヨーロッパの陰謀説は取り下げない

地球のため、全人類、夜は戒厳令(174)

「『石炭ダメ』の正しい意味が解ったけど、ヨーロッパの陰謀説は取り下げない」

炭素1単位に対しては、どの炭素であれ、同じ量の二酸化炭素しか出ない。
だから石炭も石油も天然ガスも同じじゃねえか、だから『石炭ダメ』はヨーロッパの陰謀だと大口を叩いた。

これ間違いだったと気づいた。

でも、陰謀説は取り下げない。

中学の時の理科を思い出したのだ。
燃焼の実験だ。
炭素が燃えるときに二酸化炭素が発生するが、実は固体の炭素が燃えるのではなく、気化した炭素が燃えるのだったと思い出した。

天然ガスは既に気化しているから、そのまま燃える。
石油も液体とは言え気化しやすい。
石炭はある程度加熱してはじめて気体が発生する。それが燃えるのだ。

だから石炭が燃えてもすべてそのエネルギーを使うことができず、燃焼を継続させるためのエネルギーとして持って行かれてしまうのだ。
だから二酸化炭素をたくさん出すという理屈なのだと思う。
そういう意味で環境の問題としては『石炭ダメ』だと言うことが解った。

でもヨーロッパの陰謀説は取り下げない。

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