マガジンのカバー画像

#自分語り

171
今までの私の履歴から、少し引き出して書いています。
運営しているクリエイター

記事一覧

星野富弘さんの逝去に寄せて

星野富弘さんの逝去に寄せて

突然の訃報に触れ、少なからず動揺をしています。
一年ほど容体を崩されていたとの事ですが、知る術も無く。

星野さんには、些少ではありますが御縁もありました。
詳細は書けませんが…結局は一度も会うことは叶わず、これからも作品から偲ぶのみとなってしまいました。

口に絵筆を咥えて花を描き、そして画中に詩を添えて作られた「詩画」という世界を広く世間に知らしめた事で、同じように重度の障害を持ちつつ生きる人

もっとみる
今年は何の年?

今年は何の年?

不思議なもので…写真って心に力が無いと撮れないみたい。

今日は色々あって、昨日までは桜などを撮りに行こうと思っていたけど…結局はほぼ家にいて、車の掃除などをしていた。
老母が座るための椅子を、弟が買ってくれたのは良いけれど…届いた椅子をいざ組み立て始めると、なんと!ネジの間隔が違っていて組めないという大波乱に遭遇。
もうすっかり頭に来て、中国製品のいい加減さと言うものに久方振りに激怒させられた。

もっとみる
新たな車と人生と

新たな車と人生と

車を換えます(汗)。

前にも似たようなnoteを載せましたが、どうにもMTが足と腕に辛くて(汗)。
やはり寄る年波には勝てないのかなぁ(涙)。

軽自動車とMT の組み合わせは、正直大変です。
5速のミッションを駆使しながらの走行は、より大きな排気量車に比べると非常に忙しない。
特に山道の上りはキツい。
まあ、それがスポーツマインドというものでもあるので、楽しさ半分ですが。

しかし正直、もう少

もっとみる
カメラ選び、発想の転換

カメラ選び、発想の転換

MFTを選んだ理由は
「小さいから、画質が良いから」でした。
しかしその直前には、フルサイズへの夢が捨て切れ無かったし、同時にコンデジやスマホでも足りるんじゃ無いか?という極端な迷いの日々がありました。
それが一気に終結を迎えたのは
「高画質に拘らない」という方向性を見出せたからでした。

還暦に入って、この先の生き方を考えようと言う時、その中に「写真とどう付き合っていこうか?」というものも含まれ

もっとみる
パンプキン・パイとシナモン・ティー

パンプキン・パイとシナモン・ティー

「パンプキン・パイとシナモン・ティー」

…不思議な歌です。
いきなり喫茶店の場所の説明から始まるこの曲。
作者のさださんが、果たして実在したモデルを使ったのかどうかは分かりませんが、ここまで詳しく書かれていると「どんな場所だろう?」と検証したくなります。

二丁目の交差点から17軒目であること。
平均112~3歩で、時々走りつつ2分15秒かかる。
一歩は成人男性で約76センチ。
112×76セン

もっとみる
CP+探訪記

CP+探訪記

「日本カメラショー」が「CP+」に名を変えてから随分経つが…その間全く訪問してはいない。
記憶によると、最後は確か…池袋のサンシャインでの開催だから、果たして何十年ぶりになるんだろう?。

会場のパシフィコ横浜は雨だった。
葉山に「森山大道と中平卓馬」の写真展を見に行った時も夕立に見舞われて、何とも神奈川に行くときは雨男よな、と愚痴る。
それでも流石は都会というか、駅から会場までは通路に屋根などが

もっとみる
旅立ちの機材(1)

旅立ちの機材(1)

オリンパスPEN用のレンズが欲しくて、今使っている標準ズーム(望遠側の25ミリから先が撮れない)から14ミリ(28ミリ相当)に変えたいと思っている。
しかしこれが意外にも安くない。
レンズ側に手ぶれ補正も無い商品として、2万円以上は高すぎ無いか?と思う。
PENにつければ補正も効くけど、どうもスッキリしないなぁ。

横浜に行った。
お馴染み「CP+2024」に行って来たのだ。
あいにくの悪天候だっ

もっとみる
アジェにはなれないけど

アジェにはなれないけど

「ウジェーヌ•アジェ」という写真家がいる。
いる、とは言えども何せ昔の話で、乾板写真でパリの街を撮り続けた人だった。

彼は生涯、自身の事を芸術家と名乗らなかった。
それどころか、作品にクレジットを載せることも無かったという。
徹頭徹尾、絵画などで使うモデルとしての写真を撮り続け、それを販売して暮らしをたてていたらしい。

そんな彼が注目されたのは「シュルレアリスム」の先駆であった写真家「マン•レ

もっとみる
恋は、遠い日の花火ではない

恋は、遠い日の花火ではない

最近、ポテトチップスのCMで流れている曲に、おや?となりました。
その曲とは「ワシントン広場の夜はふけて」です。

ウイスキーのCMではなくて、ポテトチップスのCM。
あれ?…良いのかな?なんて思ったり。
まあ別に、使用許諾があれば問題ないんでしょうけど、イメージがねぇ…強いから。
…ということでモヤモヤしていたら、そのうちに気付きました。
「あ、曲ちがうわ!」と。

ウイスキーのCMに使用されて

もっとみる
海臨む駅へ

海臨む駅へ

…鉄路の涯の駅から海が見えると言う。

JR鶴見線「海芝浦駅」。

降りたホームからは、鈍色の海が見える。
霙混じりの冷たい雨が、水面に静かに落ちて消えていく。

…本当は列車の行き着いた先、海は青く遮るもの無く広がっているはずだった。
しかし、まるで埠頭の上に敷かれたレールを走るかのように列車は停まり、いつかどこかで見たような風景がそこにあった。

白と黒に塗り分けられたような海鳥が一羽、
波は

もっとみる
一人で居たいだけ、なんだ

一人で居たいだけ、なんだ

私は一人でいる時間が一番好きです。
但し「人間嫌い」では、ありません。
人間が嫌いなら今の仕事は出来ないでしょうし、特に高齢の方とお話するのは含蓄があって、楽しいものですから(…勿論、人にもよりますが)。

幼少の時分から、そうなのです。
幼稚園の砂場を独占したくて、チャイムが鳴ろうが、先生が大声で呼ぼうが中に戻らなかったのは、別に独占欲が強かったからじゃ無いです。
ただただ砂場の山にトンネルを開

もっとみる
写真と歩く。

写真と歩く。

漫画の実写化に伴っての様々な、特にSNS を通しての誹謗中傷などがあり、その事で原作者が自ら命を絶つという悲劇的な出来事があった。
今回の事件を知り、すぐに思ったのは
「では、写真はどうなんだ?」
…という事だった。

漫画にせよ小説にせよ、原作には作者の思いが隠っている。
写真もそうだが、写真は作者の思い以外にも「被写体の思い」のようなものも存在するので、二重写しのような構造になっているところが

もっとみる
歌いたいのに、歌えない!

歌いたいのに、歌えない!

カラオケ等が苦手な方もいらっしゃいますが、上手下手に関わらず「歌うのは好きです」という方も多いですよね。
車の中で歌うのはストレス発散にはもってこいです!。

私もそのクチで、カラオケで歌うのはそんなにも好きじゃないですが、車内で運転しながら歌うのは好きです。
曲の種類は所謂「昭和モノ」が多く、アニソンから演歌まで幅広い(?)です。
そして女性歌手の持ち歌を歌う事も多いです。

大好きな歌で有りつ

もっとみる
集大成なのか?

集大成なのか?

OLYMPUS E-PL3の最大の欠点は「AFの頼りなさ」だろう。
スナップで使う時は殆ど感じないが、花などを撮る時にはそれを強く感じる。
背景にピントが合ってしまい、後ピンになる確率が非常に高いのだ。

これは困った…花だって撮りたいのに、と思っていたが、マニュアルを良く読み直すと「AFの枠を小さくする」手順があった。
枠を小さくすると、合焦させたい部分だけに枠が収まるので、後ピンが防ぎやすい。

もっとみる