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【厳選】高校三年間で読んだ本の中で面白かった小説10選(前編)

こんにちは、Lureです。
私はもうすぐ高校を卒業するのですが、
そこで今回は私が高校三年間で読んできた小説の中で特に印象に残っている作品を10作品ご紹介します!

高校入学前は全くと言っていいほど読書をしてこなかったのですが、
高校に入り、本が好きな友達の影響で私も本を読み始めました。

前編は青春系多めに紹介していきます!!

1.麦の海に沈む果実/恩田陸


出版社:講談社

三月以外にやってくる転入生は、学園を破滅に導くだろう。
湿原に囲まれた全寮制学園。謎の失踪をとげる生徒たち。奇妙な学校行事と、図書館にあったはずの謎の本。──夜と昼をあやつり師が築く影絵のごとき大伽藍。

講談社

この小説の登場人物はみんなとても魅力的なんです!
主人公の理瀬は不思議な雰囲気を漂わせていて、私は理瀬のような女性になりたいとあこがれていました^^
校長も大人の色気がすごすぎます、、

三月の深き紅の淵をなどその後の話もあるので
ぜひ読んでみてください♪
しばらくは、この世界観から抜け出せなくなります!!

2.ひらいて/綿矢りさ



出版社:新潮社

華やかでモテる女子高生・愛が惹かれた相手は、哀しい眼をした地味男子。自分だけが彼の魅力に気づいているはずだったのに、手紙をやりとりする女の子がいたなんて。思い通りにならない恋にもがく愛は、予想外の行動に走る――

新潮社

この作品は映画化されているのでご存じの方も多いのではないでしょうか?

私にとっては主人公の愛の行動が予想の範疇を超えていて、
最初から最後まで面白くてページをめくる手が止まりませんでした…

この作品の「たとえ」がなんだかかっこよく見えて惚れそうになりました^^
映画とはまた違って面白いので、
原作を読んだことが無い方は是非読んでみてほしいです。

3.青の数学/王城夕紀


出版社:新潮社

雪の日に出会った女子高生は、数学オリンピックを制した天才だった。その少女、京香凜(かなどめかりん)の問いに、栢山(かやま)は困惑する。「数学って、何?」――。若き数学者が集うネット上の決闘空間「E2」。全国トップ偕成高校の数学研究会「オイラー倶楽部」。ライバルと出会い、競う中で、栢山は香凜に対する答えを探す。ひたむきな想いを、身体に燻る熱を、数学へとぶつける少年少女たちを描く青春小説。

新潮社

これもTHE青春小説です!!
私はこの作品を読んで数学オリンピックのことを知りました。
私自身数学の知識が全然ない状態で読みました。
確かに素数の話とかはちょっと理解できないかも…
というところがあったのですが、栢山たちの熱い戦いは読んでいて
こちらにまで彼らの数学への情熱…そんなものが伝わってきました。

私はちなみに庭瀬(ノイマン)推しです

青の数学2もあるので読んで
こちらと合わせて読んでみてはいかがでしょうか。

この作品に影響受けて一時期、数学頑張ってた時がありました^^
数学って何なんだろうとこの小説を読んで考えさせられました。

4.悪の教典/貴志祐介


出版社:文藝春秋(文春文庫)

有能な教師の仮面をかぶった学園に潜むモンスター、蓮見聖司ことハスミン。モリタートの口笛とともに完璧な犯罪が重ねられていく

文春文庫

この作品はグロ要素多いので苦手な方にはおすすめできません。

私はサイコなハスミン結構好きでした。
最後の終わり方も計算されてるって感じで読んでて楽しすぎました。
またまた作品に影響され、学校で実はこの先生の裏の顔は……
なんて想像をしてました笑

こちらも映画化されています。どちらも面白くておすすめです。

5.六番目の小夜子/恩田陸


出版社:

津村沙世子――とある地方の高校にやってきた、美しく謎めいた転校生。高校には十数年間にわたり、奇妙なゲームが受け継がれていた。三年に一度、サヨコと呼ばれる生徒が、見えざる手によって選ばれるのだ。そして今年は、「六番目のサヨコ」が誕生する年だった。学園生活、友情、恋愛。やがては失われる青春の輝きを美しい水晶に封じ込め、漆黒の恐怖で包みこんだ、伝説のデビュー作。

新潮社

この作品も恩田陸さんの作品です。
こちらはドラマ化されているようです。

この作品を読んで私は小夜子のような聡明で着飾っていない美人な女性に切実になりたいとおもいました。
この作品もとっても青春要素多くて読んでて楽しかったです!

恩田陸さんの別の作品では、夜のピクニックも青春!
という感じがして個人的には大好きです

おわりに

卒業を控えている今こうして過去に読んだ本の内容を思い出すと
とても懐かしく感じますね、、
卒業後、これらの本をもう一度読み直したいなと思います:)

次はこの後編を投稿したいと考えております。

読んでいただきありがとうございました。


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