いつかリスト消化、その1【ミホミュージアム】
今回の京都旅の、最初にスケジュールを持ってきたのがミホミュージアム!
ここは、10年くらい前にゾロアスター教に興味あって習ってた先生がミホミュージアムを紹介してからずっと行ってみたいと思ってた場所。
いつか行きたいリストに入っておりました。
しかし、場所が場所だけになかなかタイミングがつかめず、今回行こうと思ってたところに吉野の役行者の展示が来ていて、ブーストをかけました。
今回のこの旅で行かねばとスケジューリング。
しかし、前もって調べてわかっていたものの、遠くてしんどい。こんな連続乗り物、疲れそう…(50歳です)
朝頑張って起きてもできそうなのが、7時半くらいの東京発新幹線。
それだと京都に9時半について、琵琶湖線に乗って石山駅まで確か15分くらい、そこから、バスに乗り換えて50分。
なんとかタスクをこなし、乗り継ぎしてたどり着いた石山駅そばのバス乗り場。
バス停に着いて唖然、山盛り人が並んでる!!座れないのでは?
荷物をコインロッカーに預けて、バス停に10時くらいにつき、10分余裕あるとか思ってたのにこの出遅れ感。
列のバスの後ろの最後から3人が座れませんでした。わたしもその3人のうちの1人。
これをやり過ごしたら1時間後…それは嫌だ。立って山道を50分バスとか無理ゲーが過ぎる!
途中で地元の方が降りて、席が空き、3人とも座れました。バスの運転が荒いし、道路のコンディションが荒いし、山道も狭いし曲がってるので座れないと過酷です…
ちなみにバスは交通系ICカード(パスモとかSuicaとか)使えません。バス停の券売機からチケットを買い、バス往復と美術館のチケットで2900円。美術館が80円安くなるのかな?ちょろっとお得です。
やっとついてた山の上はすごく清々しい!
山の上の空気は素晴らしく澄んでて気持ちがいいところです。鳥とか囀ってるし。
国外の観光客さんたちに人気なわけだわーわかるわートリップアドバイザーとかで人気高いんだろうなー
ここに辿り着くまでが結構しんどいけど、それが吹っ飛びました!
ここは宗教法人が運営してる美術館で、ものすごいこだわりが強く、一貫してます。その姿勢が嫌じゃない。
建物はルーヴル美術館のガラスのピラミッドの建築家。並々ならぬこだわりを持ってどこに美術館を建てるべきかから調査したようです。
入って左に無料のコインロッカーがあるのはありがたいー
あと有料ですが、音声ガイドは借りた方がいいと思います。ものすごくわかりやすい。ちょっと説明が長いので端から端まで聞きけませんでした…
わたしは聞きたいところだけ聞けたら止めてました(すいません)
基本的に美術館なので、歴史的価値が高いというものよりも、見て美しいというものを中心に置いているので、わかりやすいのがすごく良かった。
陶器の破片とかを見せられて「この材質のものがこの時代にあるのはすごい!」とか言われても「あ、そうなんですね?!」って感じになってしまう。
運良く熱く語ってくれる人がそばにいればいいのですが、ただそこに破片だけ置かれるとわからないので。
ガイダンスが結構突っ込んで説明してくれるプラスもっと知りたい方用としてさらに説明を用意してるというかんじで、全部聞くとかなり長いです。わたしは吉野の役行者の展示も見たかったので常設展は全部見たものの、説明は興味を惹かれたものだけにしました。それでも1時間はかかりましたね。
11時について、見始めて、途中でお昼挟んで1時間半弱。吉野展示も40分は見ました。同じものがずっと並んでて、特に寺や神社の御神体というべき鏡に彫られた蔵王権現はものすごい数ありました。
御神体ぞ?!
明治時代の日本は神道一本にするから、寺は全部廃止ねーって風潮になった時のゴタゴタで、骨董品として店に売られていた模様。
あとひどいのは日露戦争の時の、玉とか作るから金属出せよな!という国からの圧力で集められた中に銅鏡があり、これは溶かせない!!と職人さんがこっそり保護してくれて助かったというものもありました…(コラッ)
帰りもバスは激混み、しかし少し早めに行ったのでギリ座れました。
変なところで消耗し、このあと、もうひとつ行きたいところがあったのに、どうしようと悩むほどに。
ここで帰ったら石山に2度と来ないだろうなーと思ってとりあえずタクシーに乗ってしまいました。歩いちゃうと、みる体力削られるから笑
次回に続く…
私の占いに興味ある方はこちらのリンクをご参照ください。
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