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【読書ノート】『書く習慣』(いしかわゆき著)

文章書くことが苦手。
ましてやそれを人に見られようなんて、たまったもんじゃない。
読書感想文、レポート、資料など書くことに関して、良い思い出はひとつもなかった。
読書を記録するnoteを書き始めたけど、いまいち良い文章が書けている気がしない。

書くことに関して、悩みを抱えている私に、「何にも考えずにとりあえず書いてみなよ!」と言ってくれているような本だった。

「そう考えれば良いのか」「そういう風に書けば良いのね」というような気づきをたくさん与えてくれた。ゆっくり電車に揺られながら書いていこう。

①スキマ時間に書いてみる

この本には著者自身の経験もたくさん書かれている。「電車の中で書いている」とか、スキマ時間に書いているらしい。この本にも、電車の中で書かれた部分がある。本を書く人は机に向かって黙々と書いているものだとばかりに思っていたから結構驚いた。と同時にそれくらい身近なことなのだと分かった。書くことの敷居を自分で勝手に高くしてしまっていたんだな。だから、この読書ノートは、電車に揺られながら書いてみた。これが結構楽しい。ハマりそう。

②自分はアホだ!

何を急に宣言し始めているんだと引かないで。書くことへの意味づけだから。色々経験したことがあるだろうけど、それらのどれくらいをはっきり覚えていられるだろうか。私は、全く覚えていられない。楽しかったことであろうと、嫌だったことであろうとすぐ忘れてしまう。(待てよ。私は正真正銘のアホじゃないか。)すぐには忘れなくても、時間が経てば忘れてしまう。相当な能力者ぐらいじゃないと、ずっと覚えているなんて不可能だと思う。自分はアホだと思って、経験したことをしっかり文字にして残しておこう。

③自分宛てに書いてみよう

②より、それはつまり、誰かに読んでもらおうと綺麗な文章を作る必要はないということだ。自分が後で見返すために書いていると思えば、そこに他人の目は気にしなくて良いし、気が楽だ。他人の評価なんて後からついてくるものでしかない。文章の綺麗さを気にせず、書くことを楽しもう。

ここまで、書くときの心の持ちようについて、印象的だった部分を書いてみた。全く綺麗な文章だと思わないけど、楽しいと思えているから、それでいい。

書き方についても残しておこうと思ったけど、目的の駅に着いたし、次の書く楽しみに残しておこう。この本に出会えてよかった!

書くって楽しい!

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