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反抗期がなかった私は、今、自分の意思で自分の人生を切り開くことに戸惑いまくっている。

 私には、たぶん反抗期がなかった。親いわく、私は高校時代に反抗期があったというけれど、それは、なんだろう、メンタルがただ崩壊していただけ。自身の居場所が家にも学校にも、クラブにも、友達にもなくて。

 反抗期ってすごく大切なことだということを最近知った。親と自分が他人であるという境界線を引くための大切な行事。ただ、私には、反抗できる環境ではなかった。母が、毎日、仕事や祖母、兄のことでしんどそうだった。急に切れ始めて暴力をふるう兄は怖かった。父は、子供が自分より下だと認識して話を聞かない人だったので、何も話したくなかった。妹は、兄の暴力、母と父からの成績という期待から守りたかった。

 そんな反抗期を迎えないまま、大学生になり、大学院生になり、今に至った。そして今、たぶん、私は、めちゃくちゃ反抗期な気がする。

 大学時代、長年の親友(中学時代からの付き合い)から「希ちゃんは、自分の人生のはずなのに、他人事のように自分のことを語るよね。」といわれることが多かった。だって、「人生って自分で決めれないし、どうしようもなくない?流されて生きるしかないじゃない。」と当時は、思ってた。「与えられた環境の中で周りの動向を探って、自分がどこならうまくか考えるしかないじゃない?」とも思った。同時に自分の意思をもって自分のやりたいことをやっている同年代がなぜかまぶしくて仕方なかった。
 
 去年の起業家コミュニティの中のファシリテーターの人にもモノポリーする中でも、言われた。「常に傍観者。自分で自分の人生を切り開くつもりがない。」(私)「何言ってんの?周りに合わせた一番ベストな方法を今考えて動いているんじゃん。ちょっとだけしか話したことにないあなたに私の何が分かるの?黙ってくれる」って当時は怒ってた。

 結局、親友も起業家コミュニティの人も、言っていることは正しくて、私は、私なりに自分の人生を歩んでいるつもりだったけど、結局は親や学校から与えられた選択肢の中からベストなものを選んでいるだけで、「自分の生きたい生き方を選んで勝ち取ってやる」という意思が全然足りていなかった。(起業家コミュニティのファシリテーターの人、「何この人。意味わからん。気持ち悪い。」と心の中で当時罵っててごめんね)その結果、本来は、ずっと前に(大学2,3年の頃に)この道は自分の生きたい生き方ではないとわかっていたはずなのに、自分で自分の人生を切りひらくという意思と覚悟が足りなくて、ここまで来てしまった。(まあ、自己肯定感の欠如しまくりのおかげで、自分をぎりぎり迄追い込んで、頑張らせて、ボロボロになって、やっと、これではいけないと思って、自己肯定感を育ててこれたので、これはこれでよかったのだけれども)

 だから、もう流されたくないし、やりたいことが現在できないなら、切り開いていくしかない。ただ、切り開いてきた経験が圧倒的に少なくて、いま戸惑っている。やりたいことはたぶんわかったけど、本当に実行できるの自分?キャー、こわいこわい💕

 なんで、自分の意見、考えを持てなかったんだろう?たぶん原因は親。こんな年にもなってなんでも親、家庭のせいにはしたくないんだけどね。自分の意見や意思をもってただ言うだけのことにとてつもなく不安を感じる原因をちゃんと分析して、対策をたてないと私が前に進めないから。一旦、親のせいにさせて。

 私が自分の意見を持つと自営業で口が上手い父は、「お前は何もわかっていない。間違ってる。~しないお前に何の価値がある?」といって必ず脅迫、論破してきた。は、「あなたのためにどれだけ~したと思っているの?あなたのことを思ってやってきたのに。どうして親の気持ちが分からないの?」と必ずといっていいほど罪悪感を植え付けてきた。「もう自分の意見を言うのは、親を悲しませる、そして自分の意見は価値がないものなんだ、~できない自分には価値がないんだ」とさんざん刷り込まされてきた。もうきづいたら自分の意見、考えを親にも、親以外にも言えなくなっていた。言おうとしたら涙が出てきて言えなくなった。自分の考えで行動できなくなっていた。

 本当に親って怖い。

 でも、私は、私の人生を切り開くって決めたので、親を振り切ってっでもやるしかない。本当に昔から自分の人生を切り開いている人を尊敬する。私に勇気を頂戴!!(まあ、こんなやばい家庭で小さい頃から頑張ってきた私も偉いからトントンだけどね。笑笑)

やらないといけないことに向き合う勇気が欲しくて、これを書いた。読んでくれた人 ここまで私に付き合ってくれてありがとう💕

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