できるだけ、いつも夢のそばにいたほうがいい。


ある夢をおいかけていたとする。ここではたとえば、「花屋をひらきたい」にしよう。その人はその夢を叶えるために、正社員で事務の仕事をしながら休みの日に花の勉強をしたり・お店を出すための資金をためていた。

もうひとり、同じように夢をおいかけている人がいるとする。その人は花屋でアルバイトをしながら、お店の上司や仕事で関わる人から花のことや、お店のはじめかたなんかを勉強していた。


どっちが夢を叶えやすいか、という言い方は野暮かもしれないけど、僕のまわりの人を見ていると、やっぱり後者のほうが夢の入り口までたどり着ける人が多いような気がする。


前者は生活も安定しているし、休日だけひらく花屋さんのようなかたちで、ちょっとずつ自分の活動をすすめていくこともできる。そして、だいたいの人がこのやり方を選ぶと思うし、そういうができる人は、きっとすごく利口なんだろう。

でも、ひとつ言えるのが、前者の人は後者の人に「花屋をひらきたい」という夢の前ではぜったいにかなわないということである。前者は休日の2日間しか花のことを考えることができない。後者は1週間まるっきり花のことしか考えなくていい。それが何年も積もっていけば、その差はいったいどれくらいになるんだろう。


ある分野でプロフェッショナルになれるかは、やっぱり「どれだけ深く長くそのことについて考えたのか」だと思う。もし、叶えたい夢があるのなら、そのそばにいつも自分をおくようにして、夢に近づくための時間をどれだけたくさんもてるのか、ということをなによりも決め手にする。関係のないことにつかう時間をできるだけもたない。そうして最短距離で走っていると、ある日思いがけないかたちでそれが叶うことだってあるのだ。


「人生は何事もなさぬにはあまりにも長いが、 何事かをなすにはあまりにも短い。」というのは、僕の大好きな小説にでてくる一節だけど、歳をかさねるごとにそれがじんわりと身にしみてくる。

何事かをなすのに、ほかのことを考えている時間はあんまりない。できるだけ、いつも夢のそばにいたほうがいい。



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できるだけ、いつも夢のそばにいたほうがいい。

松尾翼 Matsuo Tsubasa

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