ひとりがもてはやされる時代だからこそ、やりたいことをしながら、やりたいことをする。


今は「個人」の時代だと言われている。そのなかでも、フリーランスというかたちではたらく僕のような人種だったり、アルバイトをかけもちながら自分が情熱をそそげる仕事を少しずつはじめている人たちが、ここ数年ですごくふえてきたような気がする。

僕は、今年で税務署に「開業届」という書類を提出してから3年になる。「やるべきこと」と「やりたいこと」なんてくっきりわけてたわけじゃないけど、それなりにバランスをとりながら、食べるにはこまらずにやってこれた。


それでも、フリーランスということばが当然のように使われて、そう名乗るひとが多くなってきているのをながめていると、そんなにいいもんじゃないんだよ、とちょっと複雑な気分になってくる。

自由っていうほど自由でもないし、お金をかせげるっていっても、お金をかせぐ仕事をつかまえてくるのは自分である。一方で、仕事をくれる会社がなくなったら・自分が倒れたりしたら。そんなことがあってもだれも助けてくれないのが、ひとりで生きるということである。


これからの時代は、もっと複業とか副業にたいして社会が寛容になっていくだろう。それが「個人」の時代だ、という捉えかたをしている人が多いけど、僕は「個人」と「組織」を行き来する時代になるとおもう。帰る家のような場所をひとりひとりがもって、その上でひとりでもやりたいことをやっていくようなこと。


言ってしまえば、「やりたいことをしながら、やりたいことをする」。


そんな働きかたが、これからは主流になっていくんじゃないかと、先月のなかごろだったかなぁ、考えていた。

それで、なんでこんな話をはじめたのかというと、明日の7月7日から、はじめてちゃんとひとつの組織に入ることになりました。
「やりたいことをしながら、やりたいことをする」ために、心から共感できる会社であること・個人の活動のこともわかってくれそうなこと。そう考えて浮かんだ会社が、ひとつしかありませんでした。

28歳、はじめてちゃんとひとつの会社ではたらきます。落ち着いてきたら、またちゃんとおしらせしますね。


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