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本番力アップコーチ✨藤森みえ子の自己紹介④ 朝生放送番組大抜擢➡️地上波テレビデビュー

緊張しててもバッチリ伝わる!
本番力アップコーチの藤森みえ子です。

本番力アップコーチ/司会者/フリーアナウンサーである私の自己紹介
第4弾、最終回です。以下はこれまで携わってきた仕事の数々です。

◉ 司会歴20年で式典・婚礼・講演会等2000件超担当。リピート率9割超

◉石川テレビ/金沢ケーブルテレビ/インターネットTV/ MROラジオ/FMとなみ等リポーター、キャスター、パーソナリティーとしてメディア出演1000本超

◉プロ司会養成講座講師・研修講師として指導のべ人数1000人超

自分の夢や やりたいことがはっきりしたものの、堅実な道こそ幸せだと
信じていた最初の話はこちら ⬇️ ⬇️ ⬇️

同級生が女子アナになったことをきっかけにやる気スイッチが発動!
ついに行動を起こしてプロ司会者の道へ進みだした前々回の話はこちら⬇️⬇️⬇️

厳しいレッスンを乗り越えて「リピート率9割」のプロ司会者となり、
まさかのテレビ出演が決まった前回の話はこちら⬇️⬇️⬇️




初めてのテレビ出演はニュース担当

初めてのテレビ出演はケーブルテレビのお昼のニュース番組。
5分間の生放送で、ニュースが5本くらいと天気予報でした。

ニュース原稿を読むために必要なことは次の3つだと私は考えます。

① 地名、人名、数字、アクセントなどを 間違えないこと。
② 映像とリンクするように あらかじめ決められた時間ぴったりに読むこと。
③ ニュースの意味を自分自身で理解し、特段感情を付け加えることなく正確に
 伝えること。

特に生放送は上記の中でミスを重ねるとどんどん焦り、時間も狂い、最悪の場合
「時間が大幅に余る」「時間が足りなくなってニュース途中でぶったぎって放送
終了」などどいう恐ろしい事態が起こってしまいます。

そのため、ストップウオッチ片手に時間を計り、日本語としてのアクセントが
間違えていないかアクセント辞典をめくっては確認していました。

初めての放送は、録画できなかったのできちんと確認できませんでしたが
のちにテレビ画面を通して自分がニュースを読んでいる姿を見て、
なんだか自分じゃないような、とても不思議な感覚になったことを覚えています。

こうして地道にニュースの仕事を続けて半年くらいたった頃でしょうか。
私に 超BIGな仕事が舞い込んできました。



局アナ経験なし、実績ゼロの私が朝2時間半の生放送番組アナウンサーに大抜擢!

ケーブルテレビで新しい番組を立ち上げるので、そこでアナウンサー
務めてほしい、と言われたのです。

まさかまさかの大抜擢!!

当時、清水の舞台から飛び降りるような気持ちで13年間勤めた会社を辞め、
安定した世界から、仕事がなくなれば0円生活というフリーの世界へ
転身したばかりでした。

局アナ経験もなし、フリーアナウンサーとしての実績もほとんどない
私に舞い降りた、奇跡のようなオファーでした。

それと同時に、猛烈なプレッシャーが襲いかかってきました。
そんな大それたことが私にできるのか?
公共の電波を使ってこんな未熟者の放送が流れてしまってもいいのか?
不安で不安でたまりませんでした。

そして・・・予想どおり、映像の世界は甘いものではなかったのです。

その番組は、朝7時30分から10時までの生放送。

ケーブルテレビで映像放映 ➕ 同時にラジオで音声を流す ➕
2時間30分生放送

という超過酷なものでした。
つまり、テレビ電波とラジオ電波を使い、同時放送するのです。

そして、番組内容としても 超・超過酷でした。

・朝5時半にスタジオ入り
・ディレクターと一緒に新聞から地域のニュースや話題を3本ピックアップ
(そのニュース原稿を読んだあとに感想などをフリートーク)
・政治経済事件などの時事ニュース3〜5本
・スポーツニュース3〜5本
・定時ニュース3〜5本
・新聞の社説読み
・ラジオ番組でもあるので7曲ほど流す曲紹介

経験の浅い新人がやる仕事ではないですね。
よくオファーを受けたものです。
今思い出しても身の毛がよだつような失敗もたくさんしてきました。

新聞ネタを読むときは正式な原稿ではなく、拡大コピーした記事を
読み言葉にしてニュース風に読むので、読み間違えたり、トンチンカンな
ことを言ったり、CMに行くまでのつなぎトークがうまくできなくて放送事故
ギリギリの無言の時間を作ってしまったり・・

技術不足で余裕もなく、うまくできなくて憂鬱な毎日を過ごしていたことを
覚えています。

それでも熱意は伝わったのか、見てくださってる・聞いてくださってる方から
「いつも見てるよ!」「応援してるよ!」と言っていただけたのは本当に励みになりました。

その番組は、改変により2年ほどで終了しましたが、
「生放送で、正確に伝え、時間内にきっちりと収める」ことの重要さを
徹底的に叩き込まれました。

この過酷ながらも充実した経験は、しっかりと今の私を作る大切なエッセンスと
なっています。


カメラを前に緊張・・・

朝の生放送が終了して少し時間にも余裕ができたころ、またしても
思いがけないオファーが舞い込みました。


夢の地上波放送&リポーターデビュー

地元テレビ局のミニ情報番組リポーターをやってみないか?
と言われたのです。

そう、いよいよ夢の地上波デビューです!!

初のリポートは市内の大型書店。(生ではなく収録です)

「うわー、広い店内にはたくさんの本が並んでいますね!」
のセリフがぎこちなく、手の動きも自然につけたつもりが
ペンギンみたいにピーンと不自然と伸ばしていたのをオンエアで見て
愕然としました😭

・自然な笑顔で
・自然な語り口で
・しっかりとお店や商品を紹介する

これがどれだけ難しいことか、身をもって体感することとなったのです。
今までテレビに出てうまくできないアナウンサーやリポーターがいると、
「うわぁ。プロなのになんでこんなこともできないの?」
なんて思っていたけど、ごめんなさい。こりゃ難しいわ。
言うのとやるのは大違い。
リポートひとつ取っても、技術と経験が必要だったのです。

・ラーメン店、レストラン、ハンバーガーショップで食レポ
・スポーツジムやヨガスタジオで体験レッスン
・店舗、工場、事務所などへ出向き会社紹介
・テレビ局のスタジオで商品やイベントの紹介

今までおよそ10年にわたり、300社以上のリポートに携わってきました。
そしてありがたいことに、現在も石川テレビさんでリポーターを務めさせて
いただいています。本当に感謝しかありません🙏


食レポは意外と奥が深いんです


本番力アップコーチとしてのこれから

こうして書いていくと、夢を叶えたサクセスストーリーのように思われる
かもしれません。
しかし、失敗して追い込まれながらも、ねばり強く、泥臭く続けてきたからこそ
今があると思っています。

チャンスを掴むには、まずは「続けること」。
そして、そのチャンスを「自分の努力と創意工夫で活かすこと」が大事です。

20年間で培ってきた「しゃべりの仕事」で得た気づきは以下の通りです。

✅ 本番で高いパフォーマンスを発揮するために「本番力」を養うこと
✅ 人前に出て話すときは「見た目」から信頼を得ること
✅ 言いたいことを伝えるためには自分自身が本質を理解していること
✅ 緊張・あがりは「克服するのではなく味方につける」こと
✅ リピートされるためには確かな技術と安心感を提供し続けること

いざというとき、大事な本番で高いパフォーマンスを発揮できるよう
サポートする「本番力アップコーチ」として、これからもコツコツと
地道に発信していきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします!!








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