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【日記】もう五月だってサ

ようこそ、五月。

日にちが変わってすぐの、4/30と5/1の間の深夜。

ふと気づいた通知で、航空会社のANAがインスタライブをしているのに気がついた。

気が向いたので覗いてみると、何と機体(787-8)を洗っている様子を配信しているではないか。

へえ!そんな配信あるんだ!

少し前に書いた(参照記事)ように、飛行機というものや空港という場所が好きな私は、寝る支度をしながらその配信を見守ることにした。

「機体洗浄」とはまさに言葉のままで、あの大きな飛行機の機体をたくさんの専門スタッフさんたちが洗っている様子を見せてくれていた。

水に濡れた床に反射する機体、かっこいい。

さながら大きな体の動物を洗う、動物園の飼育員さんに既視感を覚えるような光景で、個人的にかなり興味深かった。

深夜にこれだけの人が働いている…!

私が見ていた間は、大体650〜700人ほどが配信を見ていて、コメントで配信スタッフに質問をする。
その質問をスタッフさんがランダムに読み上げ、いろいろ教えてくれていた。

機体は200日ごとに洗浄するとか、機体に貼っている赤いものはセンサー等の機器を守るためにつけているとか…。

本当だ、赤いのがついてる。

うまく言えないけれど、「この世には、まだまだ私のアンテナの及ばない無数の仕事があるのだ」と感動し、歯を磨きながらそれらに思いを馳せた。

かっこよすぎる飛行機の「顔」!


世の中には、本当にいろんな仕事があって、それらをこなしてくれる人がいるから成立する「社会の歯車」があって。

それは、絶妙なバランスで成立している、本当に緻密で繊細な歯車で。

──ああ、途方もないなと思った。

例えば消費者も無意識に「社会の歯車」に組み込まれる。欲しいと思う人がいなければ、需要がなくなって成立しなくなるからね。

何だかスケールの大きな思考になり、ああ私は、私たちは生きているだけでこの「社会の歯車」に影響を与えるすごい存在なのだなというところに着地して、強引に眠りについた。

そうなのよ、私たち生きてるだけで、本当にすごいしもう天才なのよ。

きっと、ね。


そういや昨日、YUKIちゃんが新譜をYouTubeにあげていたな。

これもたまたま気がついたので、作業の片手間のつもりで開き、開いたが最後、しっかり一曲ラストまで見入った。

MVを観ながら、思わずYUKIちゃんと一緒に泣いたり笑ったりしちゃった。感動屋さんなので。

このMVを観て、ちょっと釣られて「こぼれてしまう」ような人は、多分私と少し感性が近い。

YUKIちゃん、年々「かわいい人」になっていると思う。
こんな人になりたいと、思いたくなる。

この「かわいい」は決してルッキズムに起因するものではない。
若く見えるとか小さくて愛らしいとか、そういう次元ではなく、ニンゲンとして、魂として「愛さずにはいられない」というかわいさの話しだ。

MVを最後まで見たとき、何というか、「これがいまのYUKIちゃんの表現できるもの全て」なのだろうなと思った。

どこまでもこのまま、好きなものを好きと歌って、たまに「こぼれてしまうよ」って言いながら生きていってほしい。

YUKIちゃん、52歳なの。本当に素敵。
若いとき(JUDY AND MARYくらい)のはっちゃけた雰囲気から、ここに辿り着けているのが良すぎる。

半世紀を生きた彼女が、いま「ここ」に至っている事実が本当にかっこ良い。

私が憧れるニンゲンの一人だ。ああ、本当に素晴らしい。

最後の笑顔の眩しさったらない…!


先日のライブから、エンタメの力を肌に感じて、これまで以上にいろいろ考えることが増えている。

私は、この世に何を残せるかなあ。
何か残せたら、いいなあ。

それはもはやひどく漠然とした、「祈り」に近い。

四月も私なりに頑張りました。

毎月残してるアクセス状況。

通りすがりに覗いて「スキ」を押してくださる方や、気まぐれに見て押してくださる方、いつも押してくださる方…。

皆さまに、心の底から感謝を。

ちゃんと見てます、受け取って大切に磨いて、心の中の箱に一粒ずつ収めています。

いつも本当に、ありがとうございます。

今月も私らしく「ぼちぼち」やっていきます、よろしくお願いします!

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