今日は一日、ものすごく風が強かった。

どうやらその風に乗って、花粉やらいろいろ悪さをするものが舞っているようで、ここ数日の私の肌コンディションは残念極まりないことになっている。鼻の蛇口も壊れっぱなしで、ノンストップ鼻水である。

アレルギー体質な私にとって、春とはそういうもの。

少しでも気分を上げたくて、パックをしてみたり加湿を心がけたり悪あがきを重ねている。

気がつくと「サクラ」の季節もひと段落していて、公園の桜の木も一気に葉桜に衣替えを始めている。年々、春が短くなっているような気もする。

新年度が始まり、否応なしに多くの人が新しい環境に入って、日常にさまざまな変化を伴うことの多い時期。取り立てて意識をせず、大丈夫なつもりでいても、ストレスの多い時期になる。

そういった「いろいろ」に上手に向き合いたいなと思うし、周りに躓く人がいたら、そっと寄り添ってあげられたらなと思いながら、春を漂っている。

そういえば、「風がぶわっと吹く」という表現が好きで、先日書いた「春の魔物」で多用した。
最近吹く風は、何となくぬるい。春の、風だ。

今の時期独特の、このぬるい風にそっと身を任せつつ、無理なく泳いで行きたいなあと思っている。

きっとあっという間に夏が来るんだろうなあ…！