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妻の不機嫌に困っている 40代男性へ

大阪府高槻市での夫婦関係修復専門
カウンセラー行政書士の木下雅子です。

幸せなご夫婦、幸せなご家族を世に増やすため、日々活動しております。


私たちは、幸せになりたいと願って生きています。

幸せとは?

健康であること。
身近な人と、良好な人間関係を築くこと。
仕事で成功すること。
経済的に豊かであること。
趣味を持っていること。

色々ありますね。

人それぞれに、思いの強弱はあるでしょう。

これらの願いは、どれも成就させたいですね。

仕事で成功したからといって、家庭で孤独だったとしたら、決して幸せな人生とは言えないでしょう。

仕事で成功したいなら、家庭を犠牲にしなくてはならないという二者択一ではなく、どちらも実現できるものです。


では、どちらが先かと言えば、家庭ではないでしょうか。

家庭での、特に夫婦間の関係がうまくいっていれば、職場でも人間関係がうまくいき、仕事も成功できると思われます。

とはいえ、特に男性は、仕事を優先してしまいがちです。

まだ、結婚していない新入社員時代は、仕事を覚えるだけで 精一杯かもしれません。

職場にも慣れて、仕事がわかりかけてくる時期は、とても面白いでしょう。

その後 結婚したとして、結婚生活が落ち着いてきたら
「仕事で成功し、収入を上げることが妻を幸せにすることだ」
「妻は、理解してくれる」とばかりに、家庭より仕事を優先してしまうのでしょう。

もちろん、家庭を優先したいと思っても、有能な人は仕事が忙しすぎるために、優先順位として どうしても家庭が後回しになってしまうという人もいると思われます。


実際、30代40代は体力もあり、仕事に打ち込むべき時期です。

そして、この時期が子育てと重なってしまうために、時間が足りません。

女性も、結婚してからも仕事を続けるのが普通の時代になりました。

そのために、夫だけでなく妻も、気持ちに余裕がなくなってしまっています。

家庭を維持するために、仕事はもちろんのこと 家事も子育ても分担する時代。

ところが、きっちり半分になどできません。

全体像が、不透明だからです。

そして、妻も夫も「自分の方が大変だ」と思っている。

誤った選択をすると、不機嫌な態度をとることで、自分の大変さを わかってもらおうとします。


仕事から帰って来て、妻が不機嫌な時はありませんか?

なぜ、妻が不機嫌なのか原因がわからない……。

「俺が悪いわけじゃないだろ?」
「嫌なことがあったからって、俺に八つ当たりするなよ」
「仕事から疲れて帰ってきたのに」

あなたはきっと、このような気持ちでしょう。

だから「さわらぬ神に祟りなし」とばかりに、スルーしてしまいます。

確かに、妻が不機嫌な理由は、直接的に あなたにないかもしれない。

でも、これは確実に、あなたへのSOSです。

どのような辛いことがあったとしても、夫である あなたにだけはわかってほしいという切実な思いかもしれません。

妻の話しを聞いてあげるだけで、気持ちを収めてくれます。

結論や解決策など示さなくていいのです。

「君は、そう思うんだね」
「大変だったね」
「いつも、ありがとう」

夫がそう言ってくれるだけで、
「こちらこそ、ありがとう」
「仕事を頑張ってくれて、ありがとう」という気持ちになれます。


実際に女性は、夫のために尽くそうというDNAが備わっています。

だから、あなたと結婚したのですから。

「他の誰一人わかってくれなくていい。夫だけが、私を理解してくれたら」
そのような妻の思いを、受け留めてあげてください。

黙って、抱きしめてあげてください。

それだけで、妻として頑張ってくれます。


とはいえ、実際問題として、それだけで済まないかもしれません。

「あなたって、口先だけよね」
「本当にそう思うなら、行動で示して!」

奥さんが言うことも、ごもっともです。

だとしたら、妻が何を求めているのか、ご本人に聞いた方がいいですね。

「そんなこと、自分で考えて」と言われたなら、今まで妻の声をスルーしてきたのでしょう。

ならば、今まで言われたことを思い出してください。

思い出せないのなら、そのように告げて、改めて聞いてください。


少しでいいから、家事を手伝ってほしいのかもしれません。

自分や子どもに、関心を持ってほしいのかもしれません。

休日だけでも一緒に過ごしたいのかもしれません。

妻の希望を聞いたなら、即実行!です。


「後でやるよ」
「時間がある時にやるよ」
「自分のタイミングでやるよ」などと言っていては、余計に信用をなくすだけ。

妻にとっては、すぐに動かない夫など必要ないのです。

期待して裏切られるなら、何もしない方がましだからです。

それが続くと「夫の存在自体、無駄」ということになりかねません。


あなたにとっては
「後でやろうと思っていたのに」
「やろうとする前に、妻がやってしまうから」ということかもしれませんが、一つひとつの積み重ねが、妻の信頼を得ることに繋がります。

最初は、重い腰を上げるところから始めなければなりませんが、慣れれば自然にできるようになるでしょう。

数ヶ月ほどは、かかるかもしれませんが。

歯磨きをするように自然に妻と会話ができ、フットワークが軽くなるといいですね。


ここまで読んでくださったあなたなら、きっとできるようになることでしょう。

応援しています!

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