Misaki Kawaguchi

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Misaki Kawaguchi

Osaka | 造形授業実践研究 | 絵画教室講師 | 芸術のこと 道具のこと 生きること 作ること 【ゆっくりと更新します】

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造形教育を豊かにするアイディア

こんにちは。 静岡生まれ、大阪で公立中学の美術教員と、絵画教室の講師をしている河口( @m_m_isa )です。 京都の造形芸術大学(現・京都芸術大学)で、染織を学んでいました。 もともと造形教育について興味があって、大学で教育課程に進み、中学・高校「美術」と、高校「工芸」の教員免許を取得しました。 現在は、「制作活動を通じ、他者と心の通った関わりや情動体験を行い、知性と感性を広げる」をテーマに、生徒を中心にした造形授業の制作・実践を行なっています。 上手だとか、下手だ

    • 日記

      私は、私が私の持つ力でこの世界の人たちが助かればいいのにと思っている。 幼い頃から不思議だったことがある。 どうして、学校はそれぞれの特性を考えて対応しないのかなって。 私が学生だったころは、まだそういう対応は主流じゃなかったから仕方がないのかもしれないけど。 だから、大好きな美術と同じくらいに教育の勉強がしたかった。 教育の世界は、多様性に疎くて、人権がないと思ったのは、一昨年行った教育実習だった。 担当してくれた先生は、子供のことを1番に考える本当に素晴らしい先生だ

      • 正解のない美術を授業として成り立たせるには

        昔、美術の授業が本当に嫌いだった。 今でこそ、「わざわざお金貯めてまで芸術大学に進学したのに? なんで?」なんて言われることが多いけど。 でも、それくらいに好きだったから、「美術が嫌いだった」なんて気持ちは、わかる人にはわかるんじゃないかなと思う。 私が受けてきた美術教育は、先生が絶対的な正解だった。 先生に、勝手に絵を変えられたり、「こうしなさい」と言われたり。 でも、私には、作りたいものがあるのに、やってみたいことがあるのに。 そういうところが本当に嫌で、美術が嫌だった

        • 初めての美術授業で役立った本

          こんにちは。河口です。 確定申告がおわらないけれど、考えはすぐにまとめておかないと忘れてしまうし、これを書くのはしょうがないんだ。 などと言い訳しながらこのnoteを書いています。助けてください。 今回は、私が大学を卒業してすぐに美術の非常勤講師になったとき、とても助けられた考えや、手法を書かれた本を紹介します。 生徒たちが美術や私を通じて、日々グローバルになる世界へ旅立つ手助けができるように。 必死だったころの私と、同じ立場の人たちへ。 すこしでも参考になったらうれし

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        造形教育を豊かにするアイディア

          4月と美術科非常勤講師

          こんにちは。河口です。 もうすぐ年度始めですね。 忙しすぎる魔の4月がはじまります。 どこの会社も同じかもしれませんが、4月は準備することや考えることが多く、初年度、かなり苦しかったことを思い出します。 今日は、私が初めて講師を担当したときに苦しめられた、『年度始めの5つのこと』について書きます。 (なんと、驚くことにこのページ、2500字以上あります。適当に読んでください。) 1.学年購入物について私が赴任した中学校では、1・2・3年生が1年間使うものを、年度が始まる

          4月と美術科非常勤講師