文章の書き方・その5~おはなしの創作
ノンフィクションばかり書いてきたのに、
なぜフィクションを書き始めたのか、正直よく覚えていない。
白川れなちゃんシリーズが最初だったと思う。
キャラ設定をして、千代田区ネタを盛り込んで書いた。
なぜ千代田区かというと、夫が千代田区出身だったからだ。
区歌をよく歌うとか、九段中、高校では赤ふんどしで遠泳するとか、というのは、本当のこと。※今はどうなのかは知らない。
ほかのおはなしもそうなのだが、わたしはだいたい、単語のたし算で、おおまかなおはなしを考える。
白川れな+素数+ドッジボール
ライスバーガー+つくれない+対案
そんな感じで書いていって、最後にオチをつける。
または、たし算でタイトルから考える。
彼+わたし+秋葉原+朝焼け
フネ+モテ期+はじめて
プロットとか、特にたてないので、書いていて苦しくなってオチが弱くなることもあるし、長くなってしまうこともある。
そういうときは、だいたい1500字~2000字弱くらいで、つぎにつづく、としている。
他の人のnoteを見ていても、あんまり長いと疲れてしまうからだ。
しかし、厳密には「おはなし」とは言えない、邪道な記事もある。
特に、青ブラ文学部のお題で書くときだ。
お題を見て、おはなしを考えるつもりが、つい、過去の自分の体験や友だちから聞いた話を思い出してしまう。
なぜだろう?
だから、
自分や友だちの話+お題
という、小ずるい書き方をしている。
これはありか? なしか? 「なんでもいい」と山根あきらさんは言ってくれているから、ありと考えよう。
事実をもとにしたフィクション
というやつだ。
ちなみに、文章の書き方・その1に書いたように、おはなしの場合も、
タイトルや文章が降りてくるときがある。
パッと、タイトルを思いついたり、最後のオチまで、おはなしが頭に降りてくるということだ。
これはおそらく、
「何を書こう、フネが主役だといいな。フネ、フネ、フネ……。」
と、無意識にずっと考えているからだと思う。
「フネ52歳はじめてのモテ期」
は、タイトルが降りてきて5秒で文章がオチまでする決まったおはなしだし、
「リカちゃんしか知らない⁉ わたるくんの秘密とは?」
は、おはなしにわたるくんが出てきたときから、文章が降りてきたおはなしだ。
読者の方が読んでおもしろいかどうかはわからないが、なるべく「おもしろいおはなし」にしようと、いつも思っている。
しかし考えてみれば、おはなし、つまり創作は、人によって作り方、書き方があっていいものだし、「文章の書き方」で書くなんてなんだかエラそうだ。
ただ、単語を組み合わせる方法は、おはなしづくりにも、ふつうのnoteのテーマづくりにも役立つと思う。
あ、れなちゃんのお話、最近「大物」って言葉が出てないなあ。
れな+大物+何か
で、またおはなし考えなくちゃ。
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