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宮崎移住10年目

私自身も移住してきた者なので、少し自分語りと宮崎の良さについて書いてみたくなりました。

『宮崎移住10年目』

私は福岡県の田舎の方の出身で、大学進学を機に九州を離れ、京都で学生生活を送りました。卒業後は関西で就職し、配属で神戸市に住むことなり約10年間そちらで過ごしていたので15年ほど関西で生活をしておりました。

都会的な生活は便利で快適ではありました。しかし、結婚をし子供にも恵またタイミングで都会での生活に少しずつ違和感というか、心配事が増えてきてしまいました。のんびりとした生活のなかで仕事と子育てをやっていきたいと、そんな思いが強くなっていったのです。

そこで、新たな地で生活することを決意し仕事も退職。九州の中でも自然豊かで魅力ある宮崎県への移住を選びました。最初は少し不安もありましたが、今となっては正解の選択だったと確信しています。

宮崎での10年間は、心穏やかに過ごせる喜び日々で、子育てをする環境としても最適だと感じています。都会とは違うしっとりとしたスローライフ。仕事と子供との時間を両立させた生活を送っています。これからもこの自然に恵まれた地で地元の皆さんとの絆を大切にしながら心豊かなローカルライフを送りたいと思っています。


『ローカルライフの経済的ゆとり』

吉都線と高千穂峰_都城市 *宮崎観光協会

宮崎での生活を振り返って、都会に比べ経済的にとてもゆとりがあることに気づきました。物価の安さがその理由のひとつですね。

まず、宮崎での家賃は非常に手頃です。一戸建ての広めの借家でも、都会の3分の1から2分の1程度の値段で借りられます。住宅ローンを組んで購入する場合も、地価が東京や大阪などの大都市圏に比べてかなり安いため、返済負担が大幅に軽くなります。

次に食料品の値段も良心的です。特に野菜や肉、魚介類は宮崎産の新鮮な物がリーズナブルな価格で手に入ります。焼酎をはじめとする地酒も大変お値打ちです。宮崎は食材の宝庫ですからね。

日用品なども割安感があります。道の駅などでは手作りの味噌、醤油、漬物といった加工品を大変リーズナブルに手に入れられます。百円ショップも多数あり、身の回り品の調達に便利です。

そのほか、宮崎ではガソリン代やレジャー施設の利用料金なども抑えめです。首都圏と比べると、全般的に物価が2〜3割ほど安く感じられます。

このように、生活費がリーズナブルなので、貯蓄にも余裕ができますし、ゆとりを持った生活ができる点が宮崎の大きな魅力です。のんびりとした田舎暮らしを経済的にも潤沿した形で実現できる、それが宮崎ライフの良さなのかもしれません。

『宮崎の"おいしい"食文化に酔いしれる』

刺し盛・肝刺し盛・宮崎牛 *宮崎観光協会

宮崎に移住して、何よりも魅力を感じるのがこの地域の豊かな食文化です。都会とは一味違う、まさに"おいしい"食べ物ばかりです。

まず、野菜や魚介類の新鮮さと味の良さは抜群です。宮崎は農作物の生産が盛んで、季節ごとの旬の食材を存分に楽しめます。青果市場には朝採れたての新鮮野菜が所狭しと並び、ミネラル豊富な甘みと香りに酔いしれます。

そして、宮崎の海の幸にも唸るばかりです。日向灘や東シナ海で獲れた鮮魚は、魚河岸でその朝のうちに次々と入荷されます。ふんわり滑らかな県魚のブリ、甘みと旨みの詰まったイカやエビなど、天然の逸品をリーズナブルに味わえます。

また、宮崎の郷土料理が抜群においしい!黒豚やみやざき地頭鶏、きんかん、さつま揚げ…どれを取っても、素材の味が存分に生かされた本物の味。焼酎との相性も当然のように抜群で、たまらない美味しさが広がります。
行者にんにくや焼酎などの加工品の名産もあり、質の良さに驚かされます。昔ながらの伝統製法で作られた手造りの佇まいが、その味に深みを与えているように感じます。

『宮崎の地酒に酔う』

地鶏たたきと焼酎 最高! *宮崎観光協会

宮崎に住んで魅力を感じるのもう一つがお酒の味わいです。全国的にも評価の高い地酒やワインなどが揃っており、その味の深さに酔いしれる日々です。

まず、宮崎は焼酎の生産が盛んな地域です。県内には大手メーカーから個性的な銘柄まで、50を超える焼酎蔵元が点在しています。宮崎の焼酎は、さつま芋などの原料の質が良く、昔ながらの製法で丁寧に製造されているため、まろやかでコクのある味わいが特徴です。

これらの焼酎は、素材の芳醇な香りと喉ごしの良さに酔いしれると、宮崎の焼酎の魅力にすっかりはまってしまいます。個人的におすすめは、それぞれの蔵元が誇る"生"の焼酎。ロックや水割りで味わえば、原酒ならではの味の濃厚さに感動するはずです。

他にも宮世界的に評価の高いワインや日本酒の銘酒なども生産されています。豊かな自然が育む良質な原料を使い、製造にも職人技が注がれているため、芳醇な香りと奥深い味わいが特徴です。

『宮崎、サーファーの楽園』

お倉ヶ浜‗日向市 *宮崎観光協会

宮崎に住んでひとつ分かったのは、この地がサーフィンの超人気スポットであるということです。東シナ海に面した日向灘沿岸には、絶景ポイントと評される波と質の良いサーフスポットが数多く点在しているのです。

まず、青島や西米良など県南部のビーチは、サーフィンの聖地として名高い場所です。長年の営々とした努力によってメッキが効いた完璧な波が広がり、サーファーの心を掴んで離しません。繰り返しアタックできる絶好のロケーションであり、腕に自信のあるサーファーなら絶対に手を出したくなる格好の的でしょう。

また、大潮や門川といった宮崎市近郊のポイントも魅力的です。ビーチまでのアクセスが良く、泳げないサーファーでも気軽に練習できるのが大きな利点です。休日になると地元民で賑わい、サーフィンを身近に感じられる雰囲気があります。熱心で情熱的なサーフィンコミュニティーがあり、県内には歴史ある有力サーフショップではサーフィンの最新情報が手に入ります。サーファーの強力な縁が未知のポイントを開拓し続け、賑わいを見せています。

気候的にも宮崎は恵まれていて、一年を通してサーフィンができる環境にあります。冬場でも短い日も十分ありますし、夏場の強い日差しを避けるなら、朝夕の時間帯に絶好のコンディションが訪れます。
波質、ポイント数、コミュニティ、気候などサーフィンに適した条件を兼ね備えた、まさに楽園なのです。これからもインストラクターのいる宿から個人のビーチハウスまで、さまざまなスタイルのサーファー人生が送れそうです。

宮崎アピールの回になってしまいましたが、いいところですよ、宮崎県!

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