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つくり手をふやして、コトを起こす。

本を読んで、その内容をずっと覚えていることは少ない。その分、覚えていられる本はやはり自分にとっての「あたり」なんだろう。

『魔法のコンパス』(西野亮廣著)はそのひとつだった。

この本には、読み返さなくてもはっきり覚えている内容が3つあった。

1つめは「おみやげ」について。作品は買わないけどおみやげには手が伸びる人が多いということ。
2つめは「ネタバレ」について。人はネタバレしているものにしか反応しないということ。
3つめは「つくり手をふやす発想」について。この記事で言いたいのはこれ。

他の2つは今は置いておく。

「つくり手をふやす」という言葉自体はたぶん、『革命のファンファーレ』の方で出てきたけど、『魔法のコンパス』でも同様のことを言っていた。こちらは、「セカンドクリエイター」という言い方で。

引用しようと思って本を開いたら、『革命のファンファーレ』の方が言いたいことが伝わりやすい気がしたのでそちらを使わせてもらう。

たとえば、僕とあなたの2人で何度も何度も議論を重ね、1年間費やして一生懸命、本を作ったとする。すると、その本は、最低2冊は売れる。僕とあなたが買うから。2人で作った本が2冊売れるのであれば、10万人で作った本は、10万部売れる。
これまで僕らは、「いかにお客さんを増やすか?」の競争をしてきたけれど、そんなことはしなくてよくて、「作り手」を増やしてしまえばいい。作り手は、そのまま消費者になるから。

つくり手は作品に対する思いが強いから、必ず熱量の高い受け手にもなってくれる。だからそういうつくり手が増えるほど、熱狂を生むような何かができあがるんじゃないかなと。


今、フレスコボーラーのインタビュー記事をつくるために、何人かに手伝ってもらってるけど、それはこの発想をヒントにした。

インタビュー対象者に原稿チェックしてもらうのは当然だけど、それ以外の部分を特に。

インタビュー時の同席、
各対象者への質問を考えること、
書き起こし、
写真や動画の提供。

中には、自分で時間を使ってやろうと思えばできることもある。

でも、最初から「つくり手をふやす」意識でやってみようと思っていたから、あえて頼んでやってもらってきた。

そうやってつくり手側になってもらうと、やっぱり完成した記事もちゃんと読んでくれるし、「次は誰?」って聞いてきてくれる。そこでまた、人選について相談したりする。

もちろん、私がインタビューと記事づくりに集中できる分、記事の完成度も上がる(力量はまだまだかもしれないけど)。


そうやってみんなでやれているから、私も心理的に飽きずに、疲れずに、定期的に記事をあげることができてるんだと思う。

手伝ってくれている人、いつもありがとう。


金銭的報酬がなくても、一緒に何かモノをつくろう、コトを起こそうをしてくれるのは、自分の信用度があればこそ。

つくり手になってほしくても、自分に信用がなければ人は動いてくれない。だから今こうして手を貸してもらえてることで、実は自分の自信もついてくるというのが正直なところ。



それと先日、次の記事になる選手にインタビューしたときに、新しいアイデアが生まれた。

すごく現実的にイメージができたから、それを実現しようと、翌日から動き始めた。

翌週には軽くミーティングをして、今少しずつ動きつつある。

インタビューしたからこそ、フレスコボールの今後についてこうやって話し合うことができて、新しいアイデアになった。

これはインタビューを始めたときには想定してなかったけど、すごく意味のあることだと思う。


その新しい動きに関わっていくのがたのしみな気持ちは大きい。でも、こちらは極力、他の人でまわしてもらえるようにしたい。

それは、自分のキャパがnoteでのインタビュー記事と、日常の仕事で精いっぱいという現状もあるけど、、

やっぱり、いろんな人がつくり手になって、当事者意識を持ってコトを起こすことが大事な気がするから。

それがコミュニティ内での熱量の総量を上げていくことになるんじゃないかとも思う。


そんなわけで、近々、何かがはじまる予定です。おたのしみに。


『魔法のコンパス』、そろそろ「しるし書店」に出店しようかなと思っていたけど、今日また読み返して、やっぱりもう少しここにいてもらうことにしました。レンタルは受け付けます。


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