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暴力が止まらない女の子に僕がやったシンプルな3つのこと

昔、暴力がどうにも止まらない女の子がいて

特定の保育士にだけイライラするキッカケを自ら作って、こじ付けて殴る蹴る。

その保育士さんがマウントとられて殴られてる場面に介入した時は、「あぁ、やばい」と思いましたねぇ…

そんな子がもう高校3年!
3年ぶりに再開して、凄く穏やかな顔でした✨

終始ニヤニヤしていて、再開が嬉しいのか終始喋ってた
口調も以前は高圧的だったけど、ふにゃふにゃと話すから、こっちまで、ふにゃふにゃしちゃいそうw

で、どうしてその子が、そんな風に落ち着いたのか?
その子に一体、何をしたのか?

それは

「受け止める」
「寄り添う」
「見捨てない」

これだけ

母親への憎悪が大きかったので、ひたすらにその怒りを受け止めた。
時には僕にも暴力が出ることがあったけど、落ち着くまで話を受け止めて、湧き出てくる感情と対話した。

言葉にするのが苦手な彼女の気持ちを代弁した。

生い立ち整理や母との面会で不安定な時は、よく眠れない…と言ってリビングに居座ってたので、深夜2時でも3時でも会話に付き合った。


止むを得ず施設を出る時も見送りや退所後の面会は欠かさなかった。

決して見捨てられたと感じないように人を変え手段を変え、関わり続けた。

ただこれだけ。

1番の思い出は退所の前々日に一緒に荷造りをし、前日に遊園地に行った事

有給を急遽もらって、タコ殴りにされてた保育士さんとその子と僕。
3人で丸々1日遊んだ。

最後の願いだった遊園地とUFOキャッチャー
もちろん2人の自腹…

確か2〜3万飛んだ😭
こんな事する職員、日本中探してもいるのかな?w
ってぐらい、みんながそんな熱量なくてビビった当時の衝撃を覚えている…

でも、これが職員だから、やったらすごーーい!みたいになるけど、

冷静に考えて、親だったら自分の可愛い子どもが、家を出ようとしてる時(それも不本意に…)
そんな時に何もしませんか?
ってだけの話なので、割と当たり前だと思ってやってたのはある。


全員にそうしろとは思わない。
1番伝えたいのは、、、

そういった行動は子どもに分かりやすくこちらの気持ちが伝わる手段。
つまり、
パフォーマンスだということ。

そして、
表面上の行動だけでは、もちろんダメで!
何をやったか、ではなくてどう思うか?思いやれるか?の気持ちが1番大切。

むしろ、これだけを考えればいい。行動は後から付いてくると思います。

なんて、偉いこと言ってますが、僕も沢山失敗しました💦
そんな中の一つの物語でしたーー!

最後まで読んでくださり、ありがとうございます😊
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