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気づいて決めて行動する~息子の成長~

先に断っておくと、トイトレというほど、トレーニングもしてません。
気が付いたら、5歳息子の夜のおねしょパッドが取れてた、という話。

私はトイトレに本当に無頓着な母親です。基本的には、頑張らない。特別な理由がない限り、小学生になってオムツを付けてる子、おねしょを毎日して大変な子…そのような話を聞いたことがないので、いずれ外れるだろうと、本人が「やってみる」と言い出すそのタイミングまで放置スタイルです。

なんですが、やっぱり子どもは子どもで焦るんですよね。

「ぼくなぁ、もう夜紙パンツはいてないんで!」
「わぁ~すごいなぁ! お兄ちゃんになったんやなぁ」

我が家の息子も、保育園での先生とお友達の会話を聞いて、「自分はまだ…」という、モヤモヤを感じ始めているようでした。

時折、義理の実家に泊まらせてみると、おばあちゃんから

「おねしょしても大丈夫だから、紙パンツ外してやってみようよ~。
もうおねしょパッド買わなくてもいいよ~ってお母さんに言いなよ」

と言われてみたり。

まぁそれでも、毎夜私は本人に「つけても、つけなくてもどっちでもいいから自分で決めな」スタイルにしていました。おねしょ成功する自信のない息子を無理やり引き上げない、それだけを全うしてたんです。

するとある日の朝

「お母さん! おねしょ成功したよ!」

と息子が言ってきたのです。次の日も、その次の日も息子は成功しました。
そして3日目の朝、付け加えてこう言いました。

「もう、おねしょパッドせんでも大丈夫なんちゃう?」

ここが外し時。息子の申し出に沿って4日目はおねしょパッドをせずに寝ることに。
その夜、息子が何かぼそぼそとつぶやいてるのをたまたま見かけた私。何を言ってるのか息子に聞いたらば、

「僕な、一昨日からな『おねしょしません。おしっこ出そうになっても絶対大丈夫!いける!』って心の中で思ってから寝よったん。そしたら3回成功したけん、今日はおねしょパッド外して寝るけん言いよるん」

あらまぁ、そんなことをしてたとは! 驚きました。自分で決めるって本当に大事。つい4日前まではおねしょパッドに大量のおしっこを容赦なく放出していた息子が、です。
私は、どうしてそんなふうに思い始めたのか聞いてみました。

「この前のお休みに、いっちゃん(姉)が、お父さんとじゃんけんしよったやん? あんときに、「勝てる! 大丈夫絶対勝てる!」ってやりよったら本当に勝ったやん? やけん僕もやったらできるかもって思ったんやって」

なんという気づきー!!!
です。確かに、娘は夫とじゃんけんをする前に自信なさそうに「どうせ負ける」と後ろ向きでした。でも、「大丈夫! 勝てる!」と私と息子に煽られ、どこかのタイミングでスイッチが入ってから本当に勝ち始めたということがありました。

そこに息子は気づきを得たようで。
で、こっそり誰にいうわけでもなくチャレンジした3日間、おねしょ成功したことが自信につながったようです。

あれから1週間、今のところ連日成功が続いてます。
夜寝る前のトイレとお布団に入ってからの心の中で何かしら思う、という行為は本人の中で習慣になってる様子。

気づいて、決めて、行動するって本当に大事。だし、そのタイミングを親が奪っちゃいけない。
5歳、とても大きな成長を遂げました。私も負けずに成長しよう。


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