見出し画像

こんにちは。まなみです。

先週末、㈱小島マネジメント主催の「うどん県MG」に初めて参加し、大変に刺激を受けてきました。色々感じることがあり、その余韻に浸っていたら、もう1週間が過ぎており。時間の速さに驚いているところです。

さて、マネージメントゲーム、略してMG。
元々はソニーの社内研修用につくられた経営者育成研修だったようですが、高い評価を得て、外部へ提供するようになったようです。

一言で言うと、ゲームを通して経営を学び、コミュニケーションを図り、チームの、延いては個人の成長を促すものでした。詳しくは今回講師を務めてくださった小島氏のHPよりご覧ください。(MGセミナー紹介

経営なんて、これまでだったら興味も示さなかった分野。なんなら私には関係ないと思っていた分野でした。が、結果飛び込んでみて良かったと思っています。

まだまだゲームや経営の本質を理解するには、相当な時間がかかりそうですが、ただただ面白く、実に興味深い内容でした。
何より、私に合っていた。そう感じる点がありました。それは、日頃私が提供している魔法の夢ノート®講座で大切にしていることにも共通していました。

ということで、今日はそんなお話を。

***

「気づく」を大切にしていること

1つは、「教えない」ということです。講師の小島氏のお話によると、企業経営の疑似体験を通し、経験値を積み重ねていく中で、自分の気づきをもって経営感覚を身に付けていくことが大切(MGはそれが可能)ということでした。

老子の有名な言葉をさらに展開した、こんな言葉があります。

聞いたことは、忘れる。
見たことは、覚えてる。
やったことは、分かる。
気付いたことは、使う。

肝心なのは気づくこと。私たちは分かっただけでは、それを使いこなすことができません。あくまでも思考レベルの域を過ぎない。けれど、この「やる」を繰り返していくと、どこかのタイミングで気づきを得る時がやってきます。その気づきこそが、自分が成長するタイミング
人は、気付いた喜びをエネルギーに、行動変容を起こしていくことができます

魔法の夢ノート講座でも、やってることは全く違いますが、本人の気づきを大切にしています。ワークを通して、本来の自分(潜在意識)に気づく。その喜びをきっかけに、自分の「本当はこうなりたい」「本当はこう在りたい」を少しずつ形づくっていくことができます。

そして、そのタイミングはその人自身が決めるもの。周りは、その人が進むのも、止まるのも邪魔しない。機会を奪わないことが、その人自身の学びや成長に繋がります。その意味でも「自分で気づく」ということはとても大切な過程となってくるのです。

画像1


身体を使って感覚を身に付ける

このデジタルがむちゃくちゃ進んでいる時代に、MGではやたら手を動かします。ボードの上のゲームのコマを動かしたり、電卓を叩いたり、大きな用紙にいちいち手書きで数字を書き込む作業…初参加で慣れない私は、何度消しゴムで消しては書いてを繰り返したことか…
と、時代に逆らうようなことをしているわけですが、この「手を動かす」という処理機能を自分の身体に置く点が、より理解を深めることに繋がっているように感じました。
今やっていることの目的や意味を、都度認識する感覚が身につくといいますか…ん~上手く表現できませんが。

魔法の夢ノート講座での手を動かす作業は、雑誌から「ピン!」ときたものや「好き!」と感じたものを、ただひたすらに切り抜きノートに貼っていく、という至ってシンプルな作業です。

それこそ「Instagramで気に入った画像をフォルダに保存していけばいいのでは?」 という話になりそうですが、それだと効果が薄いです。
デジタルの画面の場合、1つの画像の枠が既に決まっているので、その画像の中でも自分が切り取りたい部分のみを切り取るのは、無理ではありませんが、手間がかかります。

画像2


一方、雑誌の切り抜きは「ピン」ときた範囲を自分で選ぶことができる。ピンときたモノを取り巻く周りをどこまで取り込むか、そこにその人の本質が現れます。

自分の手を使って「ピン!」と「好き!」を選別していく作業を繰り返す度に、その感覚はどんどん研ぎ澄まされていきます。「好きの精度が上がる」。その結果、自分にとって本当に大切にしたいもの=軸が浮かびあがってきます。

画像3


心理的安全性の担保

そして最後の共通点は、何より場の「気」が良いということでした。分かりやすく言うと参加者の「安心・安全」が担保されている。昨今よく耳にするようになった「心理的安全性」です。

心理的安全性については、こちらの記事がとても分かりやすく説明されているので、ご参考に。

うどん県MGには地元経営者はもちろん、県外からも多くの方が参加していました。場を共にした大人たちが、ゲームを通してそれぞれに5期企業経営をするわけですが、期末毎に出た数字がランク付けされ、席替えがあります

ここだけ聞くとヒエラルキーが存在しそうで、経営の「け」の字も知らない私のような主婦が参加するには、ちょっとハードルが高く、普通だと緊張したり、身構えてしまいそうなものですが、そこは場を仕切る小島氏の手腕と長く参加している方たちの行き過ぎない率先垂範が、見事に場の空気を作っていたように感じました。

ジャッジがあるようで、ない。数字は今の自分の現在地を確認するための、ひとつの指標に過ぎず、他人と比べるということを、良い方向にしか使っていない印象がありました。
他人と比べて自分はどうかと評価軸で考えるというよりは、他人との違いを観察し、そこから今の自分を知る手がかりを得る。そんなニュアンスです。

魔法の夢ノート講座では、「あなたの好きなことは何ですか?」「欲しいものは何ですか?」「叶えたい夢は何ですか?」そのようなシンプルな質問に対する答えをグループでシェアするという時間があります。

自分のプライベートや夢を人前で語ることは、慣れてない人にとってはハードルが高いもの。

「こんなこと言ったら、なんて思われるだろう」

「私の知ってることなんて、たかがしれてるし…」

「好きは好きだけど、熱狂的なファンに比べたら全然大したことないから…」

全て過去の私です。
みなさんも、人前で自分のことを話す時、そんな風に感じたことはないでしょうか? 「恥ずかしい」「それほどでもない」。そういった、どこと比べてるのか分からないちょっとした劣等感
劣等感というと大袈裟かもしれませんが、こういった類の感情は、本来の気持ちが「やりたい」「本当は○○したい」「成長したい」というようなものだった場合、自分自身にブレーキをかけてしまうことがあります

一方で、「何を言っても大丈夫」「どんなことも受け入れられる」と感じられる安心・安全な空間の中で、繰り返し自己開示を積み重ねていくと、「今の自分」を受け入れていくことが容易にできるようになります

安心・安全な場での自己開示の積み重ねは、自己受容に繋がり、いずれそれは自分への信頼となります。そして自分に自信が持てると、他者との違いは「比較」ではなく「単なるタイプの差」として受け止められるようになります

画像4

判断基準はいつも自分の中に。

1年前の自分、3年前の自分、5年前の自分と比べてどんなことが出来るようになったか、何を手放して、何を継続しているか。そんなことに気づけるだけで実は十分なんです。
その「気づき」が、自分の軸をさらに強くしてくれます。そして、そのような環境にいられることに感謝が湧いてくる。すると、スムーズに成長サイクルに入っていくことができます。もちろん、周りの成長も心から喜べるように。

周りと比べなくなると、とってもラクにしなやかに生きられる。特に女性の場合はそのような気がしています。


***

きっと外側はなんでもいい

そんなことで、この3つの共通点に気づいた時に思いました。

「きっと、外側はなんでもいい」
自分の内側にある大切にしている要素を持ち備えているものであれば、外側は実はなんでもいいのかもしれません。

例えば今回参加したうどん県MGですが、早速またお邪魔する予定を立てています。けれど、この共通点がなければ「いい学びになったなぁ」「刺激を受けたなぁ」の域を超えなかったかもしれないな、とも思います。「確かに良かった。けど…」という、感覚的なところで前に進めない理由が出てくるかもしれない。

新しい学びの場において、2回目があるかないかはとても重要だと思っています。「またやりたい」「また学びたい」が、新しい分野における自分の視野を広めてくれたり、次のステップへと自分を導いてくれる気がするからです。

その意味でも、自分の内側をキャッチする要素を知っておくと、ジャンル問わず新しい環境にチャレンジできるのではないかと、まだ見ぬ自分のこれからの可能性を感じられるきっかけに繋がりそうだな、と感じた2日間でした。

画像7


***

5月の講座スケジュールは以下となります。

体験講座オンライン

5月7日(金)10:00~12:00
5月19日(水)10:00~12:00
5月31日(月)10:00~12:00

1day講座オンライン

5月8日(土)9:30~12:30
5月20日(水)9:30~12:30

講座の詳細につきましては上記リンク先よりご確認ください。その他、対面講座やグループでの受講につきましてはInstagram DMより直接お問合せください。

それでは、また♡

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?