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カリフォルニアの病院

いよいよ明日は手術の日です。待ちに待った日がやってきました。
ここ1ヶ月半本当に大変でした。何が大変だっと言うと出血が止まらない事です。
私は子宮に腫瘍があって何も悪さをしない腫瘍もたくさんあるのですが私のは厄介な暴れる腫瘍で
腫瘍の悪さを抑えるためにホルモン剤を打ったり、ピルをとったりしたのですが一切その効き目がなく、具体的に言うと毎日女性の皆さんの生理の2日目が毎日続き時には大量出血でどうしようもなく、トイレに座ることしかできない時もありました。なのでもちろん家から外に出ることはとても難しく、1日に何度も着替えたり、汚れるものが多くなって、どこに座るにもバスタオル持参で洗濯物の量も半端ないナプキンも全く追い付かず夜用のナプキンを5日間で80枚使うと言う日々を過ごしておりました。

その上、貧血なのでエネルギーゼロ。掃除機をかけただけでフルマラソンを走ったような疲労度でしばらく休む。また家事をしてはしばらく休むと言うとんでもないカタツムリ生活をしていました。食欲もあまりなく、時々吐き気があったりして、熱もないし、風邪でもないのにとにかく究極にしんどい状態が自分でもイライラする日が続いていました。

今日はなんと急遽輸血のスケジュールが入っています。このPODCASTをとり次第行ってきます。
そんなで今日はアメリカのと言っても私がいるところはカリフォルニアなのでアメリカといっても広いので他の州のことはよくわからないので私が30年暮らしているカリフォルニアでの病院のことについてお話ししたいと思います。日本では私はたまにしか病院に行かないので私が知っている限りでの比較になるのですが、私は色々アメリカの嫌なところをこのポッドキャストで言ってますが、病院システムや病院は私は慣れているからかアメリカの方がいいなと思っていることの一つなのです。

まず日本と違ってアメリカでは保険に入っている人と入ってない人とで全く意見が違ってくるので私はずっと保険に入っていることをまずお伝えしたいと思います。
アメリカでは医療がとても高く、私はお仕事を探すときは必ず保険がいいところも見て探していました。多少お給料が少なくても医療保険が素晴らしいとそこにはかなりの価値があるからなのです。なので私はずっと保険が常にある生活をしてきました。特に健康には問題がなく保険入ってても意味あるのかと言うくらい病院にお世話になることはなく、しかし保険に入っていると定期検診などの連絡が必ずくるので産婦人科系などの定期検診もしっかりしてきました。
結婚してからは旦那さんの方の保険が良かったのでそこに入って今に至ります。
私の保険会社と病院は一緒になっているのですがこの病院はカリフォルニア州どこにもあるチェーン店の総合病院見たいなもので南カリフォルニアへ旅行へ行った時に上の子のKODAIがスケボーをしてて転んだ時に骨が折れたのかチェックするためにも近くのこの総合病院へすぐ行く事ができました。
昔からまず調子が悪いなーと思ったらまず病院へ電話をします。すると電話口だけで対応してくれる看護婦さんがいて、症状を説明し、それなら救急へいってください、なり、このお薬を飲んで様子を見てくださいなどの対応をしてもらえます。
独身の時はしんどい時に病院へ車を運転すると言う事が大変な時にとても助かります。
今はアプリがあって係のお医者さんへ直接Eメールを送れたり診察もビデオや電話でできます。もちろん病院に行かないといけないこともあるのですが病院で待たされることもなく、決まった時間に必ず見てもらえるし、今は人混みを避けるためにも待合室にほぼ誰もいません。
そう言うシステムがとてもよくできていて私はとてもわかりやすく素晴らしいなと思っています。
アプリでは血液検査の結果がすぐに見れてそれを見てお医者さんが電話で説明してくれたり、私は友達の看護婦さんに聞いて数値が以上でないか見てもらったりすることも多く、お医者さんだけがみる情報となっていないところがとてもいいなと思います。
出されたお薬の情報もわかるようになっていますし、アプリで次のアポはいつですとすぐ分かったり、アポもアプリですぐ予約できるよになっています。

そして病院自体、色がパステルカラーで柔らかい印象があるところ。丸いデザインが多く、病院って冷たい印象があるのですがアメリカは優しい印象があるなといつも思います。
アメリカの国自体あまりきれいではありませんが、病院は当たり前かもしれませんがめちゃくちゃ綺麗だなといつも思います。
診察も個室になっていてプライバシーが完全に保護されているし、必ずドメスティックバイオレンスを受けていませんか?精神的に不安定ですか?などのメンタルチェックも必ずされます。そう言うところに意識が高いところもいいなと思います。

看護師さんやお医者さんが来ているスクラブもいろんなものがあって皆一緒の制服感がないし、靴も好きなものを履いているところも自由でいいなと思います。
日本だとあれこれ決まったルールがたくさんあるのかもしれませんがアメリカは基本どんな髪型でもいいですし、メイクが濃い看護師さんやお医者さんもいますし、ジュエリージャラジャラな人もいて私は全く気になりませんが、日本のもしかしたら「普通」の定義がここでも決まっていてこんなお医者さんは看護婦さんは良くないみたいなものがあると、ジュエリージャラジャラな看護婦さんを気にする人も増えるのかなと思ったりします。

アメリカはドラッグ大国です。ドラッグは薬と言う意味ですが、本当に薬の王国でこれはアメリカのよくないところでもあると私は思っています。
しかし、私は痛みにめちゃくちゃ弱いヘタレなのでこの痛みを和らげるためにしてくれることは全てしてくれるこの国を天国だとも思っています。
我慢する文化がないぶん、痛いことに文句言う人も多いのです。
だからできるだけ痛みがないようにと考慮するところはすごいなと感心します。少しでも我慢してると我慢しなくていいのよ、楽にできるからと言ってくれます。
なので今回も私は痛みに弱いと言っていると、もし痛みが酷かった時のためにとすごい強烈な普段絶対に出してくれない痛みどめを出してくれています。
これは日本では完全に違法になるお薬です。取るか取らないかは自分次第なのですが痛みのレベルは個人差なので念の為ということで処方してくれます。

どんなお薬にも副作用があるので普段から私はお薬に頼る生活はしていませんが、出産後もそうですが、痛みに関する時はドラッグ中毒かというくらい薬ーー!!と唸り声をあげて薬が神様に見えたりしています。

明日の手術に関して今思うことはこのドキドキした心境は出産前ににているなーと思いました。
全身麻酔も初めてなのですが経験した人からワープした気分になって気合を入れても完全に寝てしまう。とそんな体験も面白いなーと思ったりしています。
たくさん自分の手術の時の体験談や手術後のお勧めをメッセージしていただきました。とっても心強いです。
また手術後それらをシェアしたいと思います。

明日行く病院は家から5分のところにある病院です。オードリーを出産した病院で子宮を摘出することになるとは・・と不思議に思っています。
二人の子供を育ててくれた子宮へ感謝してお別れしたいと思います。

いつポッドキャストへ復帰できるかわかりませんが、どうか過去のエピソードなどを聞いたりして毎日のセルフケアのルーティーンを意識していただけたらいいなと思っています。新しいエピソードが取れるまで心待ちにして下る皆さんがいてますように。

それでは次会える日まで。皆さんも色々いてよしをモットーに素敵な日々をお過ごしください。
See you in the next episode, don’t know when that will be. Until then please take a good care of yourself. And yes I will do the same for myself.


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