プラクリティとヴィクリティ
アーユルヴェーダでは、生まれ持った体質や気質のことを「プラクリティ」と言います。
「プラクリティ」は受精時に決まる本質的な情報です。出来るだけプラクリティに近い生活をしていることが、「自分らしく生きる」ことになります。
一方、プラクリティに対して、今の状態を表す言葉を「ヴィクリティ」と言います。
人は本能で生きている動物ではありませんので、色々な諸事情でプラクリティからは遠ざかってしまうのです。
プラクリティとヴィクリティの差が開けば開くほど、何かすれ違いを感じてしまいます。
アーユルヴェーダの視点から、自分自身の体質や気質を知ってみると、健康観においても、幸福論においてもヒントになることがたくさんあります。
「ヴァータ優勢体質」「ピッタ優勢体質」「カパ優勢体質」
大きく分けてそれぞれ3つに分けられた体質・気質の中で、快適なライフスタイルや食事、適する職業があります。
ヴァータ(VATA):風の体質
ピッタ(PITTA):火の体質
カパ(KAPHA):水の体質
例えば、ヴァータ優勢体質の方が、一日座りっぱなしの単調な事務仕事をしていると、人生は本当につまらなく感じるでしょう。
ピッタ優勢体質の方が、「何も考えずにこの通りにやること」と言われた瞬間に、全ての歯車が狂います。
カパ優勢体質の方が多くの出張を強いられたり、人前でプレゼンテーションをする機会を与えられると、緊張と不安から、ある日突然パンクしてしまいます。
だからこそ、自分の本質「プラクリティ」を知って出来るだけ適性に合った職業や環境を選ぶこともスキルの一つだと思うのです。ライフスタイルでバランスをとる必要もあります。
あなたの本質、プラクリティは何ですか?
プラクリティに近づくライフスタイルにするためにはどうしたら良いでしょう?
これが”ありのままの私”で居るためののヒントになります。
私のオンラインサロンでは、アーユルヴェーダの基礎的な知識が学べます。プラクリティ・ヴィクリティを知るための診断シートもプレゼントしていますので、興味がある方はご覧ください
▶︎会員制オンラインサロン
「セラピスト・ヨガインストラクターのためのホリスティック医療サロン」お申し込みフォームからご申請お願いします。
▶︎理学療法士・作業療法士向けヨガ講座
「アンビリカヨガ®︎インストラクター養成講座」
今日も読んでくださりありがとうございます。
町田ユカリ
mail:yukari@umbilica-yoga.com
Instagram:@machida_yukari
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?