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文学フリマさんを舐めてましたごめんなさい🙇‍♀

この記事は、初めて文学フリマというイベントにサークル参加して予想以上に楽しい体験をしたという話です。
文学フリマとは何か?については以下リンクをどうぞ。


結論

▼コミケに次ぐ、コミティアと同等規模の反応を貰えるイベント
▼文学的作品を今後も作り発表したい
▼今後も参加するのは確実

文学フリマとの出会い

初めて一般参加したのは1年前でした。

私はこの時は評論同人誌しか作っておらず、このイベントに参加する側ではないなと思いつつ、河原で拾った石を「文学だ」として売っているサークルもあり『小説でも書いたら参加したいな~』と思っていました。
その時の記事は以下となります。

この時に、参加しよ!!と意思を固めて今回に至ったわけです。

どんな内容で参加したか

私、この2023年からエロ漫画の創作活動を始めていました。
アキバラガンという新しい名前を名乗り、新しいXアカウントを作って。

https://twitter.com/akibaragan/status/1722911557938807232?s=20

私は、エロ漫画を作る際に、まず自分の手元で小説として完結出来る文章を書きます。
その後に、それをページ単位に分割した簡単な脚本的構造に書き換えて漫画の作画担当に「このシナリオで嫌悪感が無ければ描いて頂けませんか?」と提案します。

その既に漫画で発表した作品の原案小説を、自分だけが読むための雑文的な物ではなく他者に読んでもらうための文章に再構築と増築して作り直しました。
該当の漫画作品は以下となります。

https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2111876&adult_view=1

原稿は秋葉原の秋葉原製作所で仕上げ、そのままそこで印刷しました。
『初参加のコミティアでは、最悪1冊も売れない』と幾度も聞かされて育ってきましたので、特に告知もろくにしていない今回の文学フリマではそれ以上に本は売れない可能性があると考えました。

よって、印刷数は20冊でした。

『小説版 残飯女』秋葉原制作所で製本したて

参加

張り切って、頑張って設営。
目立つ、という視点で偏差値を出すならば60ぐらいはいっているかと。

設営光景

この文学フリマ用に持ち込んだ新刊小説「残飯女」を300円で売ることにしました。
ただし、他に持ち込んだ同人誌を1000円以上購入した人には無料配布です。

結果

この新刊18禁小説を目的で購入しに来た人は殆ど皆無。
それも当然です。ろくに告知はしていないし、モノクロだし、表紙に工夫はないし。

しかし、14時半にはこの新刊は完売してしまいました。
他の本を買う人が多く無料配布となり、1時間半を残して終了。
知り合いの方も来ましたが、初めてこのサークルの存在に気がついて購入したという方が大半です。

残った既刊は、文学というものでも無いので素直に前倒しで撤収しました。
今年では、コミケに次ぐ売上を出しました。大きく時間を余らせて。

設営の裏側

反省

反省点は多いです。

何故もっと準備を事前にしなかったのか?

本記事のタイトル回収です。
文学フリマさんを舐めてました😭ごめんなさい🙇‍♀

初回参加でそうそう上手くはいくまい。
本気出しすぎて準備しても、リソースにあったリターンはないだろう。
『参加した』という実績が作れるだけで十分ではないか。

……そんな事を考えてしまったのです。

何故もっと自信を持って告知しなかったのか?

私は18禁小説本を作り売るのは初めてです。
しかし、結構自信作にはなりました。
その確信を元に、もっともっと告知宣伝しても良かった。

全ては、前日に突貫で作り仕上げたのが原因です。
技術書典に参加するためのリソースを全て放棄してこちらの作業に集中すれば良かったと強い後悔が襲います。

表紙もカラーで準備できたでしょう。

何故もっと文学フリマを信じなかったのか?

開場から撤収まで、サークル前を通る人の密度はほとんど変わりませんでした。
そういう意味では今年の夏コミ評論島とほぼ同レベルかそれ以上です。

そして、そういう勢いを感じたからこそ。
強い上昇気流を信じたからこそ文学フリマに参加したのに。

僕は、かつての自分の確信さえまともに信じきれず参加してしまいました。
意志の弱さ。能力の低さ。

次回

参加します。
もっと前から準備します。
もっと告知を打ちます。

より強力な本を作って、文学フリマ新刊として持ってきます。

そして、油断なく参加したとき……
文学フリマはそれにどんな反射光を見せてくれるのか。

大変楽しみであります。

最後に

皆さんも参加しましょう!
文学フリマ!!

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文学フリマ

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