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【学生インターンレポ】あそびを通して知る・学ぶ

こんにちは、学生インターンのすずです。
8月からインターンシップでまちのこ団の活動に参加させていただきます。
まちのこ団では活動の様子をこうしてnoteで発信していますが、インターンシップでの活動の一環として記事の作成を任せていただきました。

名前:すず
所属:大学1年生
趣味:読書、料理、バスケ
好きなまち:茨城県つくば市(地元です!)
インターンのきっかけ:
まちづくりに興味があり、子どもを中心とした場作りのノウハウを学びたかったから。
学びたいこと:イベントの企画の仕方
一言:活動を通して、たくさんの人にお会い出来るのが楽しみです。どうぞよろしくお願いします。

今回は2023年8月5日(土)、茨城県ひたちなか市のらぽーるカワシマにて行われたイベント
「な”つだ”!夏まつり TSUDA-NATSUMATSURI 2023」
2023年8月6日(日)、ひたちなかまちづくり株式会社にて行われた
「夏休みTAMARIBA WS祭り 防災ワークショップ」の様子をそれぞれお伝えします。


熱気あふれる会場の特等席にあそび場。
「な”つだ”!夏まつり TSUDA-NATSUMATSURI 2023」

8月5日(土)。茨城県ひたちなか市にあるJR勝田駅から車で10分ほど。
古くから地元に根付くガス会社、株式会社NEXT・カワシマさんのイベント会場にて、夏祭りが開催されました。

(会場いっぱいの子どもたち)
(焼きそばなど、夏祭りならではの屋台)
(終始大行列だったおばけ屋敷)
(フードトラックも来ていました)

この日は湿度・気温ともに高いのに加え、人がたくさん集まったということもあってとても暑い日でした。
そのような中で、私たちはクーラーの効いた室内にスペースを貸していただき、快適な環境であそび場を運営することができました。

(一日を通して大盛況でした)
(避暑地として利用された大人の方も)

この日は、コマやけん玉などの昔あそび、楽器、ボードゲーム、ハンモックを用意し、どのエリアも夜まで大賑わいでした。
一人で思い思いに遊ぶ子、一緒に来た友達と遊ぶ子とそれぞれでしたが、祭り独特のムードなのか、はじめまして同士でも一緒になって遊べる子が多かったような気がします。

また、涼みに来たはずの大人の方が昔のおもちゃに「懐かしい!」と声を上げ、いつのまにかコマやけん玉のやり方について熱心に子どもたちに教えている姿も印象的でした。

(子どもたち以上に楽しんでくださったお父さん)

私自身もコマの回し方を知らなかったので、あそび場に来ていたコマの達人に教えてもらいました。
また、「懐かしいおもちゃが揃っていて気になっちゃったよ。」と言って足を運んでくださった方に「面子」の呼び方にも地方ごとに違いがあることを教えてもらいました。

私はこの日初めてあそび場の運営側として関わりましたが、あそび場を通していろんな人と交流したことが自分の知識・経験となり、このあそび場の意義について触れることができた一日だったように思います。


楽しみながら防災を学ぶ。
「夏休みTAMARIBA WS祭り 防災ワークショップ」

続いて8月6日の防災ワークショップの様子についてお伝えします。

(表町商店街沿いにある会社です)

ひたちなかまちづくり株式会社では夏休み企画として市内の小学生を対象に全10講座に及ぶワークショップ祭りを開催しており、その一つとして「あそび×防災で生きる力を身につけよう」というテーマで防災ワークショップを開催する機会を設けていただきました。

(あそびながら学ぶを大事にしています)

ワークショップでは防災士でもある代表の団長から座学で災害について学んだあと、紙でできる食器作り・保存食の空き缶やペットボトルでできるランタン作りを行いました。

この日の参加者は2人と少数での開催となりましたが、その分それぞれのペースでワークショップを進めることができました。

まず災害について学ぶにあたって、自分の知っている災害を挙げていきました。私自身もそうですが、「災害」と聞くと自然災害が思い浮かぶようで、子どもたちからは地震や台風などの例が挙がりました。
しかし、原子力事故や公害などの人によって引き起こされる人災もまた災害であるという話を聞くと、子どもたちからは「そうか!」という声が聞かれました。

紙でできる食器作りではA4の紙を使って、深めのお皿・平皿・コップを作成しました。
「綺麗に紙を折るのがポイントだよ」と聞いて、子どもたちは丁寧に紙に折り目をつけていました。食器作りはそれほど難しくないので、「これは作ったことあるよ。」「これなら簡単にできそう。」とのことでした。

(丁寧に折り目をつけています)

ランタン作りでは空き缶に各々好きな絵をかいて災害時の気休めとなるような明かりを作りました。自分の好きな絵を変えるということもあり、とても楽しそうに取り組んでくれました。

(缶に自由に絵を描いていきます)
(この日完成した作品はこちら)

いつ起こるかわからない災害に常に備えておくことは気持ちの面でも難しいことですが、このように楽しみながら災害時のライフハックを学び、それが蓄積していくことで命を守る術が身についたらいいなと感じました。
災害が起きたとき、必ずしも大人が一緒にいるとは限りません。1人でいても命をつなぐ行動ができるようにするために、子どもが防災を学ぶ必要があるのではないでしょうか。

(各自集中しています…)

子どもたちから学ぶこと

2日間の活動を通して、たくさんの子どもたちと接することができました。
あそびを通して学ぶことがあったのは子どもたちだけでなく、むしろ私のほうこそ大きな収穫があったように思います。
子どもたちはおもちゃ1つとっても、既定のルールにとらわれない独自のルール・自由な発想であそびます。
その柔軟なアイデアには驚くものばかりで、私もこんな風に狭い考えにとらわれないでいたいと感じました。

また、子どもたちは自分の伝えたいことを、知っている言葉をフル活用して伝えてくれます。
こちらが理解できなければ身振り手振りを混ぜたり、何かに例えたり、言い換えたり。

しかし知っている言葉は大人のほうが多いのだから、わかりやすく伝えなければいけないのはこちらの方だなと痛感しました。
家に帰ってから、「あの時もっと簡単に言い換えて伝えてあげればよかったな」と思うことが多かったのですが、その人に伝わるように工夫を凝らすことの重要性を子どもたちから学ぶことができました。
子どもたちとの接し方も、これからもっと経験を積んでいきたいと思います。

インターンシップの活動を通して、あそび場やイベントに集まった人同士が交流することで生まれる体験が子どもたち、そして大人にとってもいい経験となるよう頑張ってサポートしていきたいです。
どうぞよろしくお願いします。

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(写真=まちのこ団/文=すず)


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