時代を作っている人たち
時代を作る人、と聞くと企業のリーダーや、トレンドの最先端。
そこにいる若くて成功して…というすごくキラキラした眩しい人を想像しますが、「そうじゃない」ということに気付きました。
〇リアル昭和
大人気だったドラマ「不適切にもほどがある」が終了しました。
主人公はタイムマシーンで未来にも過去にも行き来。
その中で、かなりポップに昭和が描かれていました。
リアルな昭和を生きた者からすると、「そういえば、もっと酷かったよなー」と思い出しました。
これみんな私が経験したリアルな昭和。
↓ ↓ ↓ 懐かしい思い出です…
<学校編>
先生のタバコはもちろん肩揉みや荷物持ち
体罰として尻バット、棒で叩く、殴る、蹴る
給食はもちろん全部食べるまで帰れない
運動中、水を飲んではいけない
小学校6年まで身体測定が、男女一緒 (→これはホントに嫌だった)
厳しい宿題。毎日書き取り200文字。
1文字でも書き間違えたら、文字数×200文字の追加の書き取り
そのほかの教科でも宿題が多め、忘れるとすぐ体罰!
<世間・価値観編>
女性の価値が今よりずっと下
女子大は結婚までの腰掛け
OLという呼び方、“コピーお茶汲み“、と下の扱い
無職なのに職業が「家事手伝い」という女性達が多い
モテる人は愛人、外に子供がいても普通
酒を飲んで車を運転する
ふざけて子供にもお酒を飲ませる
エッチな本の自販機がたくさん町にあった
テレビだけがエンターテイメント
紅白、レコード大賞は国民行事
あぁ懐かしいです。
〇あの時代には戻れない、の意味
思い出に浸っても、ドラマを見てても、気づくのは
【もうあの時代には戻れない】ということです。
戻りたいわけではないです。
戻りたくありません。
そういう気持ちの話ではなく、戻れない本当の理由。
それは【もうあの時代を再現することは絶対に不可能だから】です。
ドラマの中でも限界がありました。
これから先、どれだけ頭のいい大人達が集まって、あの時代と同じようにしようと思っても、できません。
それはなぜかというと、時代を作ったのは、生きてきた人たち全員で、誰かが代表して作ったものではないからです。
〇時代は生き物。再現できない
仮に、昭和に生きていた人が、今も全員生きているとします。
それでも、あの時代のようにはなりません。全員がその時から変わっているからです。同じままの人はいません。
それはまさに【人生とは変化である】から。
私たちが、変化し続けるから、時代も変わっていくのです。
〇時代を作っているのは私たち
というわけで、時代なんて、かっこいい誰かが代表して作っているものではないのです。
時代を作っているのは、紛れもないこの私たち。
ドラマでもありましたが、この令和の時代も「古かった」と言われる時代がやってきます。
そして「あの時代は〇〇だった」と言われます。
間違いなく!
そう。
この今の時代も、再現できないのです!
今を生きている私たち♡
この今、この瞬間に強烈なスポットライトを当てて、
いずれ過去になるこの今の時代を生き抜きましょう!
本当にありがとうございます😊嬉しくて小躍り!!💖