こんばんは。

前にアガサクリスティーの記事を書きましたが
最近彼女の本、特にポアロシリーズにはまっています。
その中で、「イギリス人だから…」というフレーズが度々出てきて
思い出したことあります。
(余談：ポアロシリーズで珍しく微妙と感じた本があったのですが
いつも本の感想記事を上げている好きなnoterさんが同じ本を読まれて
同じような感想を書かれていて嬉しくなりました笑)

留学先を選ぶときに、「おおらかな人が多いところ」とか
「人がフレンドリーなところがいいです」というリクエストは多く、
留学会社も、人が温かいから留学に最適！なんて売り文句も使います。

これには非常に賛成です。優しい人、フレンドリーな人が多い地域で
気持ちよく毎日を送りたいです。
実際、重いスーツケースをえっちらおっちら運んでいたら
スマートに手伝ってくれるスーツのおじさまが登場したり、
道に迷った時にこちらから声をかけなくても、大丈夫？
途中まで一緒に行ってあげる、と声をかけてくれるお姉さんがいたり。
こういう方たちに囲まれて過ごすのはとても幸せです。

ただ、優しい人が多い、人が温かい地域と言っても、
100％の人がそうでないのは、頭ではわかっていることだと思います。
(私の英語が下手で)何言ってるかわからない、とか、
お金の出し方で、もたもたしていると早くしろ的なことを言われたり
留学中に不快な思いをすることは、誰しも経験すると思います。

あと、人柄だけではなく時間の捉え方だったり(遅刻多し)、
降りると言っているのにバスストップを一つスルーしてしまったり、
色々雑だったり、こういうことは日常的に起きます。
これもある種のおおらかさなのでしょうか。

優しい人、おおらかな人を希望していて、
自分がイメージした温かい対応を受けると文句になりません。
でも、遅刻や雑さなどを少しでも経験すると、この地域の人はひどい
全然優しくないじゃないか！とクレームが入ることがあります。

でもそれって、その地域や人が悪いのではなくて、
日本で考えても、至極当たり前じゃないですか？
多分文句を言ったご本人も、それは頭では理解しているのでしょうが、
留学先でそういう対応をされると思ったよりもダメージが大きく
ショックなんだと感じます。(経験あり笑)

自分にいい様にその国の方たちをカテゴライズして
一喜一憂しないように、と、留学前の過去の自分に言いたいですw

今日もお読みいただきありがとうございました！