万里Madeno

【アーティスト/映像ディレクター/研究者仮】写真✳映像✳パフォーマンス*インタビ…

万里Madeno

【アーティスト/映像ディレクター/研究者仮】写真✳映像✳パフォーマンス*インタビュー 藝大RAM5年目へ インスタ👉https://www.instagram.com/no_mad_no

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  • ■表象生活■

    ドキュメンタリーと現代アートのはざまで沈思彷徨するマデノの日記

最近の記事

《諏訪敦彦さんの言葉と21世紀のドキュメンタリー研究!?》2022/11

【日本のテレビドキュメンタリー研究】   日本のドキュメンタリー、特にテレビドキュメンタリーの研究について少しずつリサーチを始めたいと思っています。  テレビドキュメンタリーが立ち上がった、1950 年代から 1960 年代のドキュメンタリー研究は、先行研究が複数存在しています。  私は今、現代をメインに、草創期を参照項にするものに興味を持っています。当然、まだ歴史化されていない時代について調査研究を進めるのは、困難が伴います。とても、とても。 【理論や歴史なんて制作現場

    • 《是枝裕和作品のVHSテープ ― 私のドキュメンタリーの原点》2011/11

      【ドキュメンタリーの原点ー30年前のVHSテープ】  手元に古びたVHSテープがあります。  おそらく30年ほど前から手元にあるもので、ラベルには手書きで「NONFIX しかし 福祉 切り捨ての時代に 」「NONFIX 映画が時代を写す時 侯孝賢とエドワード・ヤン」と書かれています。  映画監督の是枝裕和が元々テレビ番組のディレクターで主にドキュメンタリーを手掛けていたのはよく知られた話だと思いますが、このテープは、是枝さんのテレビ時代の作品群のいくつかを録画したもので

      • 《「東京藝大に行ってます(笑)」》2022/11

        ▼「東京藝大にいってます(笑)」  ご挨拶させていただく時に、そんな冗談を言うことがあるのですが、自分の複数ある名刺の中のひとつに、”藝大RAM”バージョンがあります。  RAMとは、Research for Arts and Media-projectの略で、東京藝術大学・大学院の映像研究科(メディア映像専攻)が主催している、アーティストを中心にした社会人向けのノンディグリー教育プログラムで、2014年度から現在まで(2017年度は休止)、文化庁による「大学における文化

        • 《ドキュメンタリーへの愛と情熱にあふれた時間》2022/11/06

          ▼「国際映画祭を解剖する」  11月5日と6日に開かれた、「国際映画祭を解剖する」というプログラムに参加してきました。 ▼13の実践的な「授業」  山形国際ドキュメンタリー映画祭に深く関わってきた、藤岡朝子さんのドキュメンタリードリームセンターが主催。ドキュメンタリー映画への思いにあふれた、制作者のみなさんー監督だけではなく、プロデューサー、プログラマー、セールスエージェントなどーが登壇しました。  2日間で、全13の濃密なレクチャーは、監督、プロデューサー、エージェ

        《諏訪敦彦さんの言葉と21世紀のドキュメンタリー研究!?》2022/11

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