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企業価値向上に向けて

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コーポレートガバナンス、ESGなど企業価値向上に関わることをまとめています
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記事一覧

noteの株主総会、今回は欠席

今日2024年2月25日(日)はnote株式会社の第12期定時株主総会の日です。会場は東京の…

森村一樹
2か月前
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noteの株主として思うこと

昨年にnote株式会社の株を購入しました。 (写真は本文に全く関係ありません) 株を買うのは、…

森村一樹
3か月前
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「ハーメルンの笛吹き男」は組織論・リーダー論に通じる

ハーメルンの笛吹き男、子供達を引き連れてどこかに消えていった話は誰しも読んだり聞いたこと…

森村一樹
1年前
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「人的資本」は投資家向けの非財務情報のコアとなる

会計の観点から人的資本を論じた著者の意欲が伝わってくる本です。 「人的資本」という言葉が…

森村一樹
2年前
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社外取締役の仕事

2012年に某欧州企業の社外取締役に就任しましたが、就任するプロセス、仕事内容、外部から…

森村一樹
3年前
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社外取締役の仕事 3つのポイント

本書が日本で発売されたのは2014年12月です。翻訳本ですから欧米のコーポレート・ガバナ…

森村一樹
3年前
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社外取締役の仕事 ②

取締役会の年間スケジュールは決まっています。出席回数はアニュアルレポートで公表されますからよほどのことがない限り欠席できません。2012年当時は電話での参加も「可」とされていましたが、次第にコーポレートガバナンスが厳しくなるにつれ、電話での参加は「欠席扱い」になるようになりました。 ある国のガバナンス規制には、board member shall meetと規定されています。実際に会って議論することで形骸化を防いでいます。 取締役会は年5回ありました。だいたい1日半か2日

社外取締役の仕事 ③

社外取締役の仕事としては、取締役会に出席する、自分が所属する委員会に出席する、そして取締…

森村一樹
3年前
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測りすぎ――なぜパフォーマンス評価は失敗するのか?

現代は、ビジネスだけでなく、あらゆる分野において数値で可視化し、結果を定量的に評価するこ…

森村一樹
4年前
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社外取締役の評価

良書が出版されました。実務的な観点からの現状分析と、欧米企業の例から我が国のコーポレート…

森村一樹
3年前
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梁山泊のような組織~ビジネス~

ビジネスの世界で、私の組織は梁山泊のような組織にしたい、とずっと思い、意識し、実現しよう…

森村一樹
3年前
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株式投資の勧め

資産形成ではなく経済を知るために株式投資を勧めます。特に若い人たちに。 株価、為替レート…

森村一樹
3年前
4

指揮者は会社のマネジメントと同じ

アートがビジネスに役立つというような本の出版が相次いでいます。これには同感しますが、ここ…

森村一樹
3年前
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コーポレートガバナンスコードの次の改訂

6月にコーポレートガバナンスコードが改訂され、東京証券取引所のプライム市場創設も相まって、企業の担当者にとっては対応に追われる夏になっていることでしょうが、次の改訂を視野に入れておく必要があります。 コーポレートガバナンスコードの改訂については金融庁の「スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」で議論されてきました。 議論の内容のすべてが改訂に盛り込まれたわけではなく、見送られた内容もありますが、その中には次の改訂に盛り込まれる可能性