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TVドラマ「愛と誠」を思い出す ルーブル美術館展 愛を描く

愛をテーマにしたルーブル美術館展(国立新美術館)に行きました。
音声ガイドから流れてくる「愛」「愛」「愛」という言葉を何度も聞いているうちに、「愛と誠」のテレビドラマ版のオープニング・ナレーション冒頭部分と池上季実子が歌う主題歌が頭の中をグルグル巡りながら鑑賞しました。
マスクをしていることをいいことに主題歌を鼻歌で歌ったり。

「愛と誠」は梶原一騎原作・ながやす巧作画の漫画で、テレビドラマは1974に放映されましたが、ドラマはリアルタイムではなく再放送で見ました。漫画は高校の時に授業中に回し読みで全巻読んだものです。

愛は平和ではない 愛は戦いである
武器のかわりが誠実であるだけで
それは地上におけるもっともはげしい きびしい 
みずからをすてて かからねばならない 戦いである
わが子よ このことを覚えておきなさい
(ネールインド首相の娘への手紙)

テレビドラマ「愛と誠」のナレーション部分 ナレーション 北村総一郎


国立新美術館

日本ではなかなか見ることができない神話や宗教をテーマにしたヨーロッパ絵画を堪能することができましたが、今回はそれに加えて昔の記憶が突然蘇ってきました。

何十年ぶりに思い出した「愛は戦いである」「わが子よ このことを覚えておきなさい」というフレーズと主題歌ははっきりと覚えています。
音声ガイドがなかったら、思い出すことはなかったことでしょうが、普通とは違った鑑賞をすることができました。

今回の展覧会では、ネール首相の言葉を感じさせる絵画はありませんでしたが、ネール首相の言葉を絵で表現するとどんな作品になるのか興味が湧きました。

YouTubeを貼り付けておきます。

夕日を見ている彼の横顔が
怒っているとは限らないのよ
わたしを見ずに肩怒らせて
石ころ蹴ったりしているけれど

わたしは貴男に生命をかけてる
わたしは貴男に生命をかけてるの
だから二人の間には
愛と誠のつながりがあるの あるの

主題歌の歌詞 作詞 梶原一騎
作曲 渡辺岳夫
歌唱 池上季実子

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