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ウクライナのミクロストリア

こんにちは。ミクロストリア ライターMadokaです。
秋風が心地よい季節になってきましたね。
一番好きな季節です。


さて、2023年9月23日(土)の朝日新聞 朝刊「そよかぜ」に
戦渦のウクライナで市井の人々の「小さな物語」つまり「ミクロストリア」を集め、保存する取り組みについての記事が掲載されておりました。

「大きな戦争の、小さな物語」という名のプロジェクトでウクライナの大学教授と学生たちが始めたプロジェクトだそうです。

避難民と対話を重ね、現地で何を見聞きしたのか、どんな悲劇を生き延びているのかを記録し、データベース化し、一部は英語でも公開しているそうです。

これは単なる記録ではなく、ウクライナ、そして世界の未来のために保存しなければならない、と考えているそうです。

ニュースで流れてくる情報は世界の外から見た大枠すぎて、どこか他人事であると感じてしまったりしませんか。
大きな被害、残虐行為があった情報は流れてきますが、映像やニュースキャスターの話だけで想像はつきますか?
私は正直つきません。というより計り知れません。

まったく普通の人々が経験してきた情報が点として集まって、集まって、たくさん集まって、モザイクアートのように「戦争」の実体が浮かび上がってくるのだと思います。

そしてその内容は、あらゆるしがらみを断ち、生の証言です。
ニュースでは流されないかもしれないけれど、きっとそれこそが
世界の人々が知らなくてはいけない真実なのだと思います。

「小さな物語」に耳を傾けることの大切さを再認識させてくれる記事でした。
(※リンクは有料記事です。)



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