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16歳。初めて単身アメリカへ。~英語力編~

このシリーズの最終章。短期留学と言えば、英語力がどのくらいアップするのか?気になるところです。

留学前の私の英語力

正直、英語は得意ではありませんでした。大体合ってるのに、「s」がないとか「そこは過去形じゃなくて過去分詞形!」とか細かいことで減点される。「言語なんだから通じればいいじゃん」と思ってた私は、英語の勉強って面倒くさいな~くらいに思っていました。分かりやすくテストで言うと、80点前後、といったところでしょうか。「これは出来た!100点じゃない?」とドキドキしていても、結局前述の大幅減点が響いて80点なわけです。

福岡の公立校。周りに外国人もおらず、英語を話したり聞いたりする機会はゼロと言ってもいい環境でした。特段、英語や外国に対する憧れもない、ごくごく普通の高校生。

留学後の私の英語力。

そんな私が1ヶ月半アメリカで過ごして帰国。その後すぐ英検2級を受験しました。結果は合格!高校2年の10月でした。優秀な方々なら普通のことかもしれませんが、当時私の周りにはほとんど合格した人はいませんでした。しかも個人的に驚いたのは、リスニングとスピーキングが死ぬほど簡単に思えたこと。多分、相変わらず筆記は凡ミスが多かったと思いますが、それをカバーするだけの点数が取れていたはず。

それからもうひとつ。
外国人がDJのラジオ音楽番組にFAX(←死語!)を送って採用されました。「夏休みにアメリカに留学して昨日帰ってきました。ビートルズの●●(忘れました。ちょっとマイナーな曲)お願いします!」と送ったら「Hi! Wakako! ~~」と英語のカッコイイDJの声が。すごく小さいことだけど、高校生の私は一人でテンションが上がったことを覚えています。

留学で大事なこと。

これは、短期でも長期でも言えることだと思いますが、「自分から英語を話す機会を作る」というのが何より大切。現地の人と一緒にいられたらベストだけど、語学留学だと中々そういった環境を作るのは難しい。だったら、日本人とばかり話さない、日本以外の国の人と一緒に行動して英語で話すことを意識したほうが良い!日本人グループで行動して「せっかく留学したし、英語で話そう」と決めても、あまりうまくいかないんですよね。なんか恥ずかしいし、結局複雑なことは日本語で話しちゃうし。

私の留学は、勉強!勉強!という目的ではありませんでしたが、それでも英語を話す・聞くことを意識して生活した結果、「なんとなく言ってることが分かる」程度に上達。そして何より、外国に興味をもつ大きなきっかけになりました。外国に行くなら共通言語を習得したほうが便利。だったら、もうちょっと英語を勉強しよう!というストレートな動機に繋がっていきました。

おまけ。

私は当時、セブンイレブンでバイトしていました。ある時期から外国人の学生さんがたまに来店するようになり、なんとなく私は接客担当に。欲しい物を聞いたり、袋はいらないか確認したり、少しずつでも英語に触れていられたのは有難い。週4日、お盆もお正月も働く、今の世の中では重宝されそうな、真面目なバイト生でした。(でも、時給10円あげてほしいと交渉に行ったら首切られそうになりました!泣)時給は645円。時代は変わりましたねぇ。

10円のサポートでも、もらえた事実が素直に嬉しいです。私も同じ金額を誰かにサポートして繋ぎます!