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あなたと私は違う人間なのです

多様性という言葉が最近よく聞かれます。

人種のルツボと言われるアメリカでは、昔から問題になっているこのテーマ。

かなり繊細なテーマですが、なぜ今回触れてみようと思ったのか。
それは、私の大好きなエンタメが、この多様性によっていろいろ変わってきてしまっているからです。

エンタメというジャンルは1番この問題が大きくなりやすいんですよね。

例えばゲーム業界。

特に必要のないシーンにLGBTQの恋愛が入ったり、主人公の女性の容姿がどんどん綺麗とは呼べなくなってきています。

例えば映画業界。

顕著なのはディズニーですね。

白雪姫は色白だから白雪なわけですが、全く色白ではないラテン系の方がキャスティングされた上に、「女はいつまでも王子様を待ってはいない。時代とともに変化していくべき。女も戦えるんだ」みたいな言葉を主演女優さんが言って炎上していました。

リトルマーメイドも同じような理由で黒人さんがキャスティングされました。

こういった人たちは、あらゆる分野にいます。

私は全体を通して、活動家と呼んでいますが。

LGBTQ、フェミニスト、ヴィーガン、環境問題、人種問題などなど。

本当にありとあらゆるところにいます。

まず、言っておかなければいけないことがあります。

私はLGBTQ、フェミニスト、ヴィーガンの方々を否定していません。
同性婚もいいと思うし、女性として、女性進出もするべきだと思っているし、お肉が食べられない人がいるのも分かっています。

環境問題についても、洗剤は無添加のものを使っているし、人種にいたっては、どの国にも良い人もいれば悪い人もいるという考え方なので、ほとんど気にしていません。


では、なぜエンタメ業界にこうした変化があることに危機感を感じているのか。

それは、こうした問題を盾にした行き過ぎた活動家たちの声を、制作側が聞き入れている、もしくは賛成してしまっているからです。


人種問題がいい例ですが、何もかもを黒人にしろ!という動きがすごく多いのはご存知でしょうか?

別に黒人を起用するのは何も問題ありません。
私もウィルスミスやエディーマーフィー、ビヨンセなど、黒人の俳優、アーティストがすごく好きです。

何が問題なのか。それは、原作がある作品や、すでにシリーズ化されているような作品の人種を変えることが問題なんです。

先ほどあげた白雪姫やリトルマーメイトはもちろん、白人が主人公の作品を無理やり黒人に変更する例がどんどん増えていて、映画業界もゲーム業界も、これを受け入れてしまっていることが大問題だと思ってます。

例えば、既存作品のファンの方が、「なぜ白人から黒人に変えるのか?」と言ったら、その人は差別主義者扱いされてしまう、そんな国にアメリカは今なってしまっています。

新しく黒人主人公のアニメやゲーム、映画を作ってもらえれば、何も文句はないのに、すでに売れている作品を変えるからこんなことになる。

今、YouTubeではこれを「ポリコレ問題」として、たくさんの人が動画をあげていますが、私が見ていたチャンネルは、何とYouTubeからBANされてしまいました。

この問題に触れるなということだそうです・・・。

各国の保守派と呼ばれる方と、活動家の方の話を聞きましたが、どれも同じでした。

活動家の方々のほとんどが若者です。そして、人の話を全く聞いていないし、聞き入れようともしません。

逆に保守派の方は、私と同じように、否定しているわけではなく、このまま放置すれば恐ろしいことになる、と警告してくれています。


普通に生きている人は保守とか、リベラルとかないと思います。
私もそうです。

リベラルは自由を掲げ、多様性を持とうというテーマで活動しています。
保守は今まで通り、変化は望まず、国を守ること優先で活動しています。

それぞれはいいことだと思うんですが、過激な活動家はそれを他人に押し付ける人が多く、今はリベラルに対してそのイメージがかなり強いです。


たくさんの動画を見て、いろんな本を読んでみて、私なりに思ったことなんですが、正直、本当の意味で活動している人は少ないのでは?と感じました。

例えば、LGBTQ。

活動家として過激な行動をしているのは、当事者ではなく、いわゆるノーマルな人たち。

当事者の方々はかなり迷惑しているという話もYouTubeでしていたのを見ました。

活動家の人たちにしてみれば「彼らは声をあげられないんだ!だから私たちが代弁してあげるの!!」みたいな思考回路なんだと思います。

アメリカでこうした思考回路になるのは、ヒーロー文化がかなり根付いているからだと推察してます。

要するに正義の味方になりたがる人が多いんです。

マイノリティーの人たちを助けることで、自分の存在意義を見出してるんだなと感じる人が大多数を占めてるなと、動画を見て思いました。

活動の内容は何でもよくて、自分の意見を通したい、自分を見てほしい、自分の意見で世界が変わる様を見たい、正義の味方になってヒーロー気分に浸りたい、そんなイメージを受けました。

1番良くないのは、そんな人たちの意見を、大企業が取り入れていること。

否定をしてしまえば差別主義者だと拡散され、企業の売り上げが落ちてしまう、企業イメージが悪くなる、なので、私たちは多様性を取り入れてますよ~とアピールしなくてはいけない。大変な世の中です・・・。


私が最近驚いたのは、翻訳問題です。

日本語から英語に翻訳された内容が、全く違う内容になっているんです。

「小林さんちのメイドラゴン」は私が大好きな作品なんですが、セリフの一部が変えられて放送されました。

そのことに関して、まさかの翻訳家・声優陣が記者会見までして、「私たちを叩くなんて差別主義者はひどい」とか「私のおかげで女性の権利が」とか、反省の色は全くない会見の様子がYouTubeで見れます・・・。

驚きです。

私がお願いしたいことはただ一つ。

日本はこのままでいてください(´;ω;`)


アメリカからクレームがすごいらしいですが、屈さないでほしい。

日本とアメリカは違う国で、培ってきた歴史も、喋る言葉も、文化も違います。

あなたと私は違う人間なのです。


私と同じになれ!というのは無理な話なんですよ。


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