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【トウモロコシのパワーってすご~い】

昨夜、娘から「ママ、もう梅雨明けたの?」と質問をされました。

毎日30度を超えているので、そう感じたそうですが
地球の変化に伴い、
季節の養生も進化しないといけないよね~と感じたコメントでした。

さて、湿度も温度も上昇している日々、
どんな食事を摂られていますか?

そうめん、お豆腐、冷麺~とツルツルさっぱりでしょうか?
それとも唐辛子たっぷりのラーメン?カレー?

どちらも間違いではないのですが、

〇さっぱりのものはカラダを冷やします
〇唐辛子、カレーなどの香辛料はカラダを燃やします(香辛料全てではありません)

そうすると、体のバランスが崩れやすくなるのは想像できると思います。

そんな時、意識してほしい臓器があります!
それはずばり「脾(胃)」です(=脾臓という意味ではありません)

脾は湿気に弱く、この梅雨の時期には通常胃腸に異常が無い方も
胃もたれや消化力が弱くなっているなどの違和感を感じやすくなります。

また、脾の役割には大きく4つあり

1,食べた飲食物を消化吸収し「水穀精微(体の栄養の元)」に分けて全身へ送る
2,気と血の生成
3,津液(水)の吸収排出を促す
4,血液が漏れ出さない作用

💀脾が弱まると💀
パワー不足(気不足)、貧血、生理などの生血量が増える、生理の日数が伸びる、むくむ、胃もたれ
などの症状の他、日ごろから持っている、頭痛、腰痛、膝痛、めまいなどが強く出るなどの変化が起こる事もあります。

季節柄の湿気に加え、日本人の多くの方がこの傾向にある「胃弱」の体質やストレスを受けついつい甘いものを食べてしまい(甘いものは「湿」を呼びます)
上記のような外的、内的要因から「湿邪(しつじゃ)」を呼んでしまう事になります。

また、湿邪の厄介な所は、他の邪気(熱邪、暑邪、風邪など)と一緒にカラダに悪さをする事です

湿邪を伴うと、症状が長引く特徴がありますので
出来ることなら、事前に湿邪の侵入を防ぎたいものです。

そんな時、簡単に出来る養生は「食養生」

湿を取り除く性質のある食べ物や飲み物を意識してとるようにしてください。

代表的な食薬は「小豆」「レタス」「きゅうり」「枝豆」「トウモロコシ」など。
中でも「トウモロコシ」は実だけではなく、鬚は「玉米鬚(ぎょくべいしゅ)」と言われ実よりも強い利尿作用があり、むくみやすい方糖尿病の方、尿路結石の方にもおすすめです。
(※カリウムの値を気にされている方はご注意ください)

また、トウモロコシは世界の三大穀類の1つであることからも分かるようにとても栄養価が高く、炭水化物、タンパク質だけではなく、カリウムやビタミン、食物繊維を多く含むので
お腹の張りや食欲不振な方にもピッタリ。

梅雨で体が何となくだるい人には
「枝豆とトウモロコシ粥」をおススメします!

お米(ご飯2杯分)
トウモロコシ(1/2)
枝豆(60g)
以上を土鍋か鍋に入れ、水を2カップ加えてコトコト煮るだけです。
食べる前に、塩を2つまみ(ミネラル塩がベスト!)加えると
よりトウモロコシや枝豆の甘味が引き立ちますよ。

よかったらトライしてみて下さいね。


余談ですが、、、
トウモロコシは傷みやすいので、購入して来たら直ぐに茹でて冷蔵庫へ。
以前、熱々を冷ましておいて忘れて一晩放置したら
悲しい事になっていたので、、、
一本一本ラップをして冷蔵保存すれば
2-3日は美味しく頂けるそうです。

また、水から茹でるとシャキシャキの触感が、お湯から茹でるとジューシーな食感が楽しめます。

旬の時期に美味しく頂くとうもろこし、
こんな使い方をしてみると、より楽しめますね

今日も良い1日をお過ごしください。


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