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スーパーセンシティブ13 #34歳うつ克服日記13

私が通うヨガスタジオ(サットヴァスタジオ)との出会いにより、うつを克服。私のように苦しんでいる人の力に少しでもなればと、うつになってから治るまでの経緯を書いています。

▼うつ克服の体験談一覧
https://note.com/mahiru2go/m/mfb709f683172


▼前回のお話

■始動

通い始めて数カ月が経っても、相変わらず人目は怖いままでした。死ぬ思いでスタジオまでたどり着き、羽織ものを頭から被る日々。に、少し飽きてきました。

飽きるというと語弊があるかもしれませんが、少し体を動かしたくなってきたのです。と言っても羽織から顔をのぞかせる程度。モゾモゾしていたら、主宰のたろうたさんに声をかけられました。

「少し動けるようなら、寝返りをうってみましょう」

「突然動いたら変に思われない?」
人目を気にしながらも、そっと体を揺らしてみました。

一度動かしてみると勢いがついて、もう少し動かしたくなりました。当然ながら周りの人も気にしている感じはありません。

「ぐるん」
思い切って肩を下にして横になりました。

この瞬間から、少しずつ、私は動き出しました。

たろうたさんはヨガのレッスン中も私の様子をしっかり見ていて、適切なタイミングで声をかけてくれたのです。


■見守られている

動き出してからもしばらくの間は、寝返りだけして帰る日々でした。感情の波があるので動けない日もあって、そういう日は羽織にくるまって泣いくだけでしたが、たろうたさんは何も言いませんでした。

生徒さん達もみんな良い距離感を保ってくれていて、無理に話しかけたりしてこないのがありがたかったです。

■手紙を書く

ヨガを始めて1年ほど経過した頃。
たろうたさんの勧めもあって主人に手紙を書きました。

「恨みつらみ・文句を書くのではなくて、『私はこう思っている(た)んだよ』と気持ちだけを書いてみましょう」

書き初めは考えるだけで呼吸がうまくできなくなりましたが、「手書きじゃなくてもいい」「文章にならなくてもいい」「うまく書かなくていい」と言われて、少しずつ。本当に少しずつ。

そんな風になりながららなぜ書くのかと言われたら、「『伝えたい』があったから」と答えるでしょう。

自分でも分からない無意識の領域で、主人との関係を終わりにしたくはないという気持ちがあったのだと思います。

とはいえ、彼からの返事は拒否しました。
私の言葉に対して否定的な言葉を返されたら、立ち直れないと思ったからです。

まずは一方的な方法で、主人とのコミュニケーションが復活しました。


▼次のお話


私が通うヨガスタジオ(サットヴァスタジオ)との出会いにより、うつを克服。私のように苦しんでいる人の力に少しでもなればと、うつになってから治るまでの経緯を書いています。

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