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先制両面・三面待ち・変則待ちのアガリ率

研究代表者 nisi
研究協力者 とつげき東北、みーにん

1.はじめに

先制リーチの場合で、普通の両面待ちなんかは、割とアガリ率のデータは出回ってると思います。例えば、この記事など。

今回は、まだデータが出ていないと思われる、三面待ち・変則待ち(2333mの124m待ちとか、2444mの23m待ちなど)について、アガリ率牌譜解析から出してみました。

2.牌譜解析条件等

・誰かがリーチ宣言した瞬間を取り上げる。
一人目のリーチかつ、誰も副露していない。
・リーチの待ちが通常両面・亜両面(ノベタン含む)・特定の変則二面待ち・三面待ちである。
・以上条件に当てはまった総回数とその局にリーチ者がアガれた回数をカウントする。
リーチ巡目別、待ち種類別、リーチ者から見て見えてないアガリ牌の総枚数別に分類する。

特定の変則二面待ち・三面待ちは次のいずれかの待ちである場合とします。(便宜上、マンズの下の表記だが、上の待ちや他色も同様にカウントしている。)
12m
13m
23m
34m
45m
147m
258m
124m
134m
235m
245m
346m
356m

今回は、
・一人目のリーチかつ、誰も副露していない。
の条件を入れているので、副露も含めて完全に先制の状態としました。

具体的には次のような表を作成します。

画像1

行方向がリーチ巡目、列方向が待ちの種類による分類で、マスの中の数字がアガリ率です。

一応、枚数別でも取ってみましたが、変則待ちについては、サンプル数が十分ではなさそうだったので、基本枚数問わずで、解説していきます。

3.先制両面・三面待ち・変則待ちのアガリ率(牌譜解析結果)

それでは、先制二面待ち以上のアガリ率について、見ていきます。下表になります。

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