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数牌枚数・字牌暗刻対子孤立数別、一色手アガリ率

研究代表者 nisi
研究協力者 とつげき東北、みーにん

1.はじめに

配牌とか序巡に一色手を狙うにあたって、染め色の数牌が何枚あるかとか、字牌の暗刻・対子・孤立が何種類ずつあるかによって、一色手がどの程度アガリが決まりそうかを考えることもあるかと思います。今回は、数牌枚数・字牌暗刻対子孤立数別、一色手アガリ率牌譜解析で調べてみました。

2.牌譜解析条件等

・あるプレイヤー(以下、自分とする)の切り巡での切る前14枚手牌について調べる。
・リーチ者はいない。
自分は0副露である。
・マンズピンズソーズの各色(以下、該当する色を染め色とする)について調べる。
染め色数牌の枚数暗刻か対子になっている字牌の枚数が合計7枚以上ある。
・以上、条件に当てはまった総回数と、自分が一色手をアガった回数をカウントする(一色手アガリ回数÷総回数を一色手アガリ率として算出する)。
巡目別、染め色数牌枚数別、字牌暗刻数別、字牌対子数別、字牌孤立数別に分類する。

具体的には次のような表を作成します。

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表の見方は、左上が染め色数牌枚数による分類、行方向が字牌暗刻数別、字牌対子数別、字牌孤立数別による分類、列方向が巡目による分類で、マスの中の数字が一色手アガリ率です。
マスの色分けは、サンプル数が50以上あるマスに関して、色が濃いほど一色手アガリ率が高いことを表すグラデーションで塗っています。

例えば、配牌染め色数牌が7枚字牌がない場合は一色手アガリ率は0.1%と低い(他色数牌が多いので普通の手で進行するものと思われる)ですが、孤立字牌6枚になると、一色手アガリ率は8.9%まで増えます。

以下、有料部分で、全部の表(染め色数牌枚数別)掲載と、表の分析をしていきます。

3.数牌枚数・字牌暗刻対子孤立数別、一色手アガリ率(牌譜解析結果)

それでは、全部の表を貼りつけていきます。下表になります。

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