見に来てくださってありがとうございます。

2023年9月に観た映画の本数

2023年9月に観た映画は16本でした。(家で観たものも含みます。

その中で1番良かった映画をここでは紹介します。あくまで私個人の意見ですが、観るきっかけにして貰えると嬉しいです。

きっと、うまくいく

2009年公開/上映時間 2時間50分

監督:ラージクマール・ヒラーニ
出演:アーミル・カーン、カリーナ・カプール、R・マーダバン、他

あらすじは⤵︎ ︎

きっかけ

この映画｢きっと、うまくいく｣は、映画の配信アプリでおすすめにでてきて知りました。

以前、インド映画の名作 マダム･イン･ニューヨークを観たんです。

めっちゃ感動したので見て欲しい。

私自身はそれまであまりインド映画を見てこなかったんですが、マダムインニューヨークを観たからなのか、配信アプリのおすすめがインド映画だらけになりまして、観たいインド映画がかなり増えてしまいました。

そこで見つけた映画の1つが、｢きっと、うまくいく｣。

タイトルからもなんだか明るい楽しそうな雰囲気も感じたので観ることにしました。

感想

インド映画らしく長い時間の中に、熱い友情の話、それも何個もエピソードを入れつつ、うまくまとまっていて、約３時間、あっという間に感じる映画でした。

見るきっかけにもなったタイトルの原題の ｢3ldiots」は 3 バカという意味。

映画｢きっと、うまくいく｣は、３バカと呼ばれる３人の大学生の青春コメディですが、大学卒業の 10 年後も描かれていて、後半は一種ミステリー、推理要素も楽しめます。

そしてなんと、登場人物のランチョーを演じたアーミル･カーンさんは、2023年時点で58歳。公開された時は44歳で大学生役を演じているとの事。ファルハーンとラージューを演じた方も30代だった、ということですが、皆さん大学生にしか見えなかった。めちゃくちゃ若々しい。

また、イヤーな感じの学長と時に対立しながら、多くの困難を乗り越えてゆく 3 人の友情とおバカな騒動にわくわくします。そんなイヤーな感じの学長が、最終的に落ち着くエピソードも含まれています。なので、３バカの起こす騒動や友情にはもちろん注目ですが、学長の変化にも注目です。

そして、なんといってもインド映画の魅力である、歌とダンスのシーンが素晴らしいです。”きっとうま～くい～く”(Aal Izz Well！ オールイズウェール！)とシャワー室で歌い踊るシーンは必見です。

このシャワー室のシーンは自然に笑顔になっていましたし、1回聞いたらしばらく頭に残ります。思い出して書いている今も頭の中で流れています。

内容は、現代インドの抱える社会的問題をさりげなく盛り込んでいて、考えさせられる内容にもなっているんですが、歌やダンス、登場人物に底抜けの明るさがあるので、マイルドになって自分の中に落とし込める作品でした。

またキーパーソンであるランチョーの言葉にも感動しました。

自分がなりたいものは心が教えてくれる。臆病になった時は胸に手をかざしてこの言葉を言うんだ。『Aal Izz Well！』（きっとうまくいく！）

友情に恋愛、インドの社会問題にダンスに歌と、全部乗せをした映画ですが、すっきりまとまって見やすいです。

映画｢きっと、うまくいく｣。

インド映画初心者の方には特におすすめの楽しい映画です。見終えた頃には、『Aal Izz Well！』と言いたくなるはずです。

おしまいに

2023年9月に観た映画の中から｢きっと、うまくいく｣を紹介しました。

長くなりましたが、ここまで読んでくださってありがとうございました。