見出し画像

カウンター席でよろしいです

2人でお店に行くとだいたい聞かれる、テーブル席かカウンター席か問題。なんとなくテーブル席のほうが良いイメージをもっていたけれど、ここ最近、実はカウンター席で全然よいのでは?と思い始めた。ちなみに直近では、コメダ珈琲で順番待ちリストに名前を書いたときに「テーブル・カウンター・どちらでもよい」の選択肢があってびっくり。喫茶店の……カウンター席……??? 居酒屋ではなく? お通しにあのやみつきジャリ豆が出てくるのか? コメダでカウンター席って想像がつかないのだが、経験したことがある方はぜひ教えてください。

テーブル席に座るとなると、必然的に対面で向かい合う形になる。よほど変な磁石的関係性や、見えないもう1人が向かいに座っている、とかでないかぎりは、片側の席にぎゅっと詰めて座ったりしない。人見知りあるあるかもしれないけれど、どれだけ親しい間柄であっても、なんとなくずっと見つめ合う?スタイル、目のやり場に困るタイミングが発生する。たとえば同じ喫茶店に2時間弱居座るとして、ちょっとした沈黙のときにどこに視線を置けばいいのか、そわそわしてしまうのだ。そういうとき専用の視線置き場みたいなのがあればいいな。だれか発明してくれないかな。相手の頭上あたりに虹色のお花のマークとか、マンボウの似顔絵とか。

カウンターだと、若干狭いことがほとんどだが、隣り合って座るから、対面の気恥ずかしさのようなものがなくなる。利き手問題で座る位置を間違えてしまうと常に小突き合いになりかけるので、そこだけ要注意。お互いの視線が同じ方向に向いていて、たまに目を合わせるくらい。あと逆に身体の距離は近いから、親しい友人とふざけたりとかして、ちょっと~! とペシンしやすくないでしょうか、絶対ペシンしたいわけじゃないけど……そういうふれあいは楽しいので……。

カウンター席はスツール型で背もたれのない場合がほとんどなので、気を抜くと背中から床に落っこちてしまいそうになって、それはちょっとこわい。実際やらかしたことはないけど、たとえばバーかなんかで飲みすぎてしまったお客さんがそんな感じでプチ事故になる図、容易に想像がつく。発生事例、ないんだろうか。そもそもスツールって見た目はすごくおしゃれだけど、やたらと高い位置にサドル(自転車じゃありません)があって、かなりの長身&美脚ではないとスマートに座れないところもありませんか。もしかしてそこでお客さんをふるいにかけている!? あーよっこら、と小さく叫びながらよじ登ってしまってすみません。

とにかくカウンター席はその狭さと座り心地などの点で、テーブル席よりも下に位置づけられていることが多いが、人によってはカウンターのほうがいいこともある!という弱気な宣言でした。
まあテーブルはやっぱりひろびろと使えるしゆったりできるのが一番なのですよね。たまに校長室の椅子と勝手に呼んでいる、超低反発のふっかふっかソファーなんかもあって、お茶しばいてる場合じゃないわこりゃ昼寝ですわモードになれるし。それぞれがくつろげればなんでもいいのだ。そうだそうだ。

前回の記事


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?