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集めるわりに

手段の目的化、個人的代表、レターセット~~~~~!はい

レターセットって無限にかわいくて無限に種類があるじゃないですか。サイズや紙質はもちろんいろいろあるし、デザインだって楽天カードマンレベルに日々増えているんじゃないかと思うくらい豊富。文通友達10人いても大丈夫なくらいに集めてしまう。実際は1,2人なのに……しかもわたしが無精なせいでまったく返事をかけてないのに……

乙女心めいた心がここにあるとは思いにくいのだが、たしかにレターセットには、好きな人には刺さりまくる魅力があると思うのです。京都の「鳩居堂」さんなんてすごくて、好きな便箋や封筒を1枚ずつバイキングできるコーナーまである。スイーツビュッフェも楽しいけど、紙のバイキングも精神栄養にものすごく良い。良いです。便箋を手に掬った瞬間の紙の匂い、手ざわり、それぞれに違うデザインや罫線の幅がたまらんのだよな。

レターセットをためこんだはいいものの、買って家に置いて眺めてほわ~~~ってなって終わりにしているのでよろしくない。手紙はだれかに書くものなのに、なぜかマイ文房具わっさわっさ空間に奥ゆかしく鎮座し、他でもないわたしによる開封の瞬間が待たれている。ごめん。開封しなくてごめん。開封したけどデザインに惚れ惚れしてそのまま仕舞ったのもあってごめん。最近レトロ喫茶風のグッズが増えてきて、その波がレターセットにもきてくれている。あのかためプリン on 銀皿とか、もりもりナポリタンとか、天使ののみものメロンソーダとか、純喫茶好きからすると眼福。おまえをはなさないよ。

ちょっと似たのにミニ封筒とかがある。何を入れたらいいのか不明なんですが、かわいさゆえに集めがち。帰省したとき、「賄賂」と書かれた封筒にお土産代を忍ばせたのを親からさずかったことがある。その封筒、ほかに誰に使うんや……。あとはマスキングテープ、たぶん中高生のときにドハマりして、ことあるごとに買ってもらっていて、20個くらい箱に収めていた時期がある。マステは意外に使い道もあったはずなんだけど、大学を卒業してからタイミングを見失ってしまった。なぜ。ティーンエイジ限定の用途とかあったんですか。わたしは一体なにしてたんですか。ここはどこ……

文通をしていた友人、すると約束した友人、申し訳ない。まだ立ててもない新年の抱負に追加します。「手紙を書く!」

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