読書レビュー:商業「ダンボール2.0」
カテゴライズに悩んだ本です。ダンボールの小ネタと、著者が代表を務める会社の制作物を紹介しています。
発祥はシルクハットの内側の素材
身近にありすぎるダンボール。発祥は1856年のイギリスで、当時は紳士がかぶるシルクハットの内側の素材として重宝されました。その後アメリカでガラス製品を梱包する緩衝材として使われる経緯をへて、現在のダンボール箱が製造されたようです。
20世紀の物流改革はこの本がおすすめです。
トラス構造
ダンボールの断面は、トラス構造になっています。
ダンボールは強いと言われていますが、構造から強固になっているようです。
所感
リサイクル率が97%ということで、普段ごみの分別をしている結果が表れてほっこりしました。
郵便でダンボールを活用する方法の記載もあって実用的ながらも、マルチに活躍するダンボールに見えない作品も紹介しており、ダンボール好きにはたまらない本だと言えます(適当)。
ただダンボール業界が1.0から2.0に進化する説明の章から、著者が代表を務めるダンボール会社のカタログと化します。歴史を説明する冒頭は面白いですが、研究もないので物足りないと私は感じました。
全体的に企業PRの側面が強いのでカテゴリーを商業にしました。
印刷業界について知りたい方はこちらをご覧ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?