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薬膳とワインのじかん #1 赤ワイン×ビーフシチュー

みなさんこんにちは!
養生漢方コンシェルジュのわだカル&magです。

週末企画!
おつまみ薬膳&それにピッタリのワインのご紹介コラムをお届けさせていただきます!

ステイホームが続く中、おうちごはんの需要も高まって来ましたね。
中々飲み会にも行けない日々…。
せっかくなので、おうちごはんをちょっぴりリッチに過ごしてみませんか?

今回おすすめのおつまみメニュー

映えある第一回目のレシピはこちら!
ビーフシチューです!ぱちぱち!

TV・ネットで大人気!料理のおにいさん リュウジさんの「至高のビーフシチュー」を参考にさせていただきました!
素敵すぎるレシピはこちら!↓

わだカルによる薬膳的解説

こんな時にどうぞ。

・食べたい時(当たり前)
・貧血気味な時
・あーなんかもうワイン飲みてえなーって時

あれ?薬膳的解説になってるか?まあいいか。(いいんかい)

注意としては、胃腸の調子が悪いときは控えるようにしてくださいね。
余計にもたれちゃうかもしれません。
食欲がそこそこある時のお楽しみにしましょう🎵

食材のもつ効能

今回使う食材の、代表的な効能はこちら!
牛肉…足腰の強化・体を温める
玉ねぎ…滋養強壮・血や気分の滞りを改善する
マッシュルーム…消化不良・メンタルの乱れに
バター…皮膚粘膜の乾燥、腸の乾燥による便秘に
赤ワイン…イライラ・もやもや・不眠

材料(2人前)

・牛ブロック肉 400g
・玉ねぎ 1個
・マッシュルーム 4つ
・にんにく 2片
・赤ワイン 400cc
・バター 40g
・コンソメ 小さじ2
・(あれば最高)生クリーム

作り方

★下拵え
・玉ねぎ…スライス
・マッシュルーム…各1/4ずつに切る
・にんにく…荒みじん切り
・牛肉…大きめの一口大に切る

①肉を焼く(強火)
②肉に焦げ目がついたら取り出し、玉ねぎ+にんにく+塩をふる
玉ねぎの底が焦げてきたらひっくり返す
③肉を戻し、赤ワイン・水50cc・黒こしょう・コンソメ小さじ2杯を投入
④蓋をせずに30分煮込む(中火)

⑤別のフライパンで、バター10g+マッシュルーム+塩をかける
マッシュルームがバターを吸ったらOK
⑥③の鍋にはちみつを大さじ1(もしくは、砂糖大さじ1)
⑦蓋をして弱めの中火で20〜25分煮込む
⑧焦がさないように、水50cc追加
⑨⑤のマッシュルームを投入し、残りのバター20gを投入する
⑩20分ぐらい煮込む

仕上げに生クリームを回しかけて完成!

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アルパカちゃんと一緒にぱしゃり。

ビーフシチューにはこのワイン!  ワインソムリエmag

名称未設定のデザイン (3)

ビーフシチューってちょっと特別な日のイメージがあるので、ちょっといいグラスなど出しちゃってワイン飲みましょ。
ビーフシチューには体を温める食材も入っているので、まだ寒さの残る今の時期にもいいですね!さて、今回の料理の特徴は、

①赤ワインをたっぷり使っている
②バターたっぷり
③黒コショウも効かせてる

濃厚!なので、まずNGは軽すぎるワイン。料理にワインが負けてワインの味が分からなくなるからです。
逆に、どっしりがっしり重すぎるワインもNG。せっかくのバターの香りを消したり、茶色いソースのうまみの中にある苦みを強調したりすることがあるのです。

そんな私の個人的おすすめ!なブドウ品種は次の3つです!

①メルロー
②シラー
③プリミティーヴォ

①メルロー
まずは一つ目、メルロー。
フランスのボルドー地区をはじめとして、世界中で作られる品種。同じく有名なカベルネソーヴィニヨンと組み合わせられることが多いです。
カベルネが男性的な力強さなら、メルローは女性的なふくよかさ柔らかさの中に芯があるイメージ。カベルネ×メルローの組み合わせは男女の組み合わせのように補い合っていて最高。
この料理だと、料理を主役にできるような、力強くも柔らかいワインを飲みたい!

百貨店のワイン売り場でワインを買う時、ソムリエに「メルロー主体のボルドーブレンドとかありますか?」なんて尋ねてみてください。
ちょっぴり恥ずかしいですよね(笑)
メルロー主体のミディアムフル」とか言ってみてもいいかも。ただし、日本のメルローは日本人と一緒で(?)繊細な味のが多いので、今回の料理にはあんまりおすすめしません。

②シラー
ふたつめはシラー。
特徴として、しっかり「赤ワイン飲んでるぜ!」感がある力強さと、黒コショウとピッタリの余韻のスパイシーさ。マッチすること間違いなし
赤ワイン好きにファンの多い品種。その分、産地と生産者も多いので、コスパの良い、美味しいワインに出会えると思います。
このワインを合わせるなら、シチュー盛り付けた最後に仕上げの黒コショウかけてもいいかも。
ちなみに黒コショウの薬膳的効能は、「胃腸を温める、食欲増進」なので、食べすぎちゃうかも~♪

③プリミティーヴォ
みっつめは、私はイタリアワインが専門なので、マイナー品種ですが南イタリアの土着品種(土地の品種)、プリミティーヴォ
トマトが入ってないタイプのシチューなら、酸味も穏やかでしょうし、砂糖も結構いれるレシピなんで、コクと甘みが特徴の地中海の暖かい風を感じるプリミティーヴォ。
ちょっと甘く感じる人もいるかもしれないですが、酸味が穏やかで濃くても飲み心地がいいので、赤ワインデビューにもおすすめの品種です。

まとめ

週末薬膳のコラボ企画でした!
楽しく、美味しく、食材の効能の恩恵もちゃっかり吸収しゃちゃいましょう🎵みなさんの週末がごきげんになりますように🎵

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