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規則正しい生活=Routineの大切さ

夏休みが終わり、新学期がはじまりましたね!
日常生活が始まると、ほっとします。我が家のチビすけさんも毎日楽しくスクールに通っています。

さて、今回は、「規則正しい生活」や「Routine」の大切さについてすこし考えたいと思います。

いま、我が家はチビすけさんの生活リズムを中心に家族が生活をしています。
チビすけさんは、朝起きる時間・ごはんの時間・寝る時間がほぼ決まっていて、毎日やることもほぼ一緒。極めて規則正しい生活をしています。
時間だけではなく、中身もまさにRoutine。きまった手順で生活しています。
おかげで、睡眠時間もたっぷり。起きた瞬間から笑顔で機嫌がいい。寝付きもよい。情緒も非常に安定。

本当によく言われる、フツーのことなんですが、
規則正しい生活って本当に大切!って思います。

でもそれってなんで?って私なりに考えてみたんですが、
規則正しい生活 = Routine = 反復継続
なんだと思います。
反復継続は自己肯定感につながるし、やがて個性をEmpowerしていきます。
アスリートやミュージシャンが恐ろしいほど反復継続練習するのと同じように、われわれ普通の人間も日常生活での圧倒的な繰り返しが、ひとりの人をかたちづくっていく。それが自己となり、他者から見たその人となり、自信になり、信頼になるんだと思います。

小説やドラマなんかの主人公も極端なほどRoutineを持っている姿が描かれますよね。それがHe/Sheの個性として存在し、受け手にとっても安心感になる。個性っていうのは毎日、毎週、毎月の繰り返しで生成されていくものだっていうことなんだと思います。

家族やお子さん自身がどういうRoutineで暮らしているかというのが、お子さんたちの個性を育て、他者から見える姿をかたちづくり、自信や信頼を形成していくのだと考えると、Routineって大事!雑にできなーい!と思います。

私は、残念ながら幼少期にあまり規則的な生活を送っていませんでした。
母親が若干エキセントリックだったのです。専業主婦だったのに子どもたちが帰宅しても在宅していないことも多く、どこにいて何時に帰ってくるかも不明。したがって、食事やお風呂なども日によってバラバラ。やっと帰ってきたと思ったら「今日はご飯なし!」なんていう日もあり、令和だったらやや児童相談所案件じゃないか?というような母でした。誰もいない家にひとりでいると不安で、「お母さん、交通事故で死んじゃったんじゃないか。だから帰ってこれないんじゃないか。」って想像しちゃうんです。窓際で外を見ながら母の車の音が聞こえるまで不安で泣いている、ということが小学校高学年くらいまでしょっちゅうでした。今思えば、何曜日は家にいる、何曜日はどこどこに行くからいないけど何時には帰る、と決めてくれていれば、ましだったと思うんですよね。

いまになって、ちゃんと規則正しい生活を送るチビすけを見ると、自分は恵まれなかったなと思います。
そんな自分との対比もあって、
子供にとってはRoutineで予測可能性を与えることが安心で幸せな毎日を送ることにつながると確信しています。
毎日、朝起きて、「おはよう!」から始まり、食事の際の所作、歯を磨くタイミング、家族との会話、出かける準備、などなど、すべてのRoutineこそが重みのある大切なもの。その反復継続が大事。

とはいえ、
いまチビすけさんの生活リズムをしっかり維持できているのは、わたしが仕事をセーブしているからです。
両親がガッツリ仕事をしていたり、他の家族に優先事項があるとなかなかこうはいきませんよね。
実際、上の子が小さかったときは、わたしの仕事がハードモードだったので、保育園に20時まで預けていたりしました。20時にお迎えに行って、それから夕食、お風呂…上の子は一体何時に寝ていたのだろうか?!ごめんなさい、記憶すらありません。すっちゃかめっちゃかでいっぱいいっぱいだったんですよね、毎日。

…そう考えると、父でも母でも祖父でも祖母でもシッターさんでの誰でもいいですが、子どもの生活リズム維持に寄与できる人材的余裕があるっていうのは子育て家庭にとって重要なことですね。




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