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1ヶ月

到着して1ヶ月。
自分の整理としてこの1ヶ月間をまとめていきたいと思う。

フィウミチーノ空港に到着。
2023年7月6日

関西空港(日本)、チャンギ空港(シンガポール)を経由して、フィウミチーノ(イタリア)空港に到着。

たくさんの人の応援とパワーを借りてイタリアに到着。
2月にイタリアに行ったときより、何か自分の中で緊張感もあった。上手く表現はできないが、ワクワク反面、やらなければいけないという感じもあった。
以前イタリアに行った時ももちろんやらないといけないはあったけど何か違うものを感じた。

そして、家に到着し家主のAntonioが迎え入れてくれて、荷物などを置いて一旦ローマを観光しようと思って飛び出た。
到着して疲れていたから、軽くだったけど外に出れば違う世界がある。

何もかもが違う世界。
言語、話し方、考え方、食べるもの、文化、顔、身長、本当に全てが異なる世界。
やっぱり面白い。
が、おそらく今回は不安な点も心のどこかであった。

一番の壁は言語。
サッカーをする、サッカーでレベルアップするためにはここは必須な要素だと改めて感じる。
そしてイタリア人たちは(全員ではないが)、喋れない奴を相手にしない。これがもし逆の立場で日本に来たイタリア人だったらゆっくり話してくれたり、親切に教えてくれると思う。
が、ここはイタリア。
そんなに上手くはいかない。
そして日本人の温かさにも気付かされた。
とても親切で、温かい日本人の素晴らしいところだと改めて感じされられる。
が何回も言うがここはイタリア。
そんなに甘くない。
自分から掴みにいかないといけない、と改めて感じされられた瞬間だった。
家主のAntonioはとても親切で海に連れて行ってくれたり、新しい単語を教えてくれたり、料理も作ってくれたりする。




時には付箋を貼ってquesto(これは)と言って説明してくれたりもする。
本当に親切で温かい。
イタリアに来ていきなり温かい人と出会えた。
本当に運がいい。そして人に恵まれている。

posacenere
灰皿
quadro
フレーム
porta
ドア


そんなこんなで、全く話せない、聞き取れない中で
キャンプが始まった。
2月に口約束で帰国したため、本契約ではなかったためフラットから始まった。それと同時に他のチームの昇格がなくなったため、昨シーズンリーグ戦を2位で終えたBorealeは今年から4部に上がるということだったのでチームの選手も総入れ替え。
自分が知っている選手は5、6人だった。他の選手は30人ほどいたが初対面の選手。
イタリア人。セネガル人。カメルーン人。
の選手たちがいた。

Boreale don Orione


そして練習が始まる。
やっぱり自分の肌感ではやれるし、技術のとこでは劣っていない。戦えているなと感じる。これは2月に行った頃もあった。
が、これが直接評価につながることではない。
あくまで獲得を決めるのは監督やディレクターなど。チームスタッフ。
そう。俺が勝手に自分を評価していただけ。
ただの自己満である。
なかなか難しい。日本で、大学でサッカーをしていた頃にはなかったストレスを多く感じた。
これも海外に来たから経験できたことだし、イタリアに来たから経験できていることだと思う。
自分のサッカー感を広げる。そしてこっちのサッカーを知っていくことから始めないといけない。
俺はスーパーな選手でもなんでもない。
今海外でプレーしている日本人選手は、その実力が認められてそれを特徴としてチームに呼ばれている。
俺は自分からチームに売り込んでいっていると言う立場も忘れてはいけない。
ただ、それに対して引っ込んでいてもいけない。
トライアウトは難しいなと感じる。
圧倒的な実力がないなら、もっと考えてい下なければいけない。実力をつけるために努力を続けなないといけない。努力の仕方。そして力の抜き方。
これからたくさんのことも自分ののものにしていかなければいけないと感じた。
その中で自分を忘れちゃいけない。
自分のストロングはどこなんだ?
絶対に負けないもの。
やらないといけないことはクソほどある。
自分が掴みたいのもののために、試行錯誤して休憩して戦うのみ。
自己評価ではなく、自己分析をもっと行なっていかなければならない。
自己評価ばかりしていると、いちいちイラつく。上手くいかなかった時に自分で自分の首を絞めることになる。


そして、1週間が経ち土曜日に試合というところで名前が呼ばれる。
自分の名前はなかった。
ここで「いらない」という評価を下された。このチームではプレーできない。
シンプルにムカつく一度いいと言われたが結局いらない。これが現実。

が、本当に一喜一憂してる暇はない。
海外に来て心からそう思う。いちいち後悔しても何も変わらないことに気づいた。
そんな暇なんてない。

俺は現在無所属。
サッカーで戦える環境すらないということ。
人の愚痴、文句を言っている間にまた負ける。
もう俺は負けたくない。

そして、borealeが提携しているチームの5部のaudace というチームに今は練習参加、トライアウトという形でキャンプに合流している。
borealeと比べればやっぱりレベルも落ちるし、上手くいかないことの方が多い。
なんで?そのミスする?ってことも起きる。
ありえへんやろってこともある。
ただ、そこじゃない。
結果である。

ここを忘れてはいけない。終わる。
ここ1週間のaudaceでのトレーニングは全くダメだ。矢印がバラバラだ。自分に向いてない。
誰かがミスれば上手くいかなかったら、文句を言ってる。しかも日本語で。
そう。そういうこと。
俺の努力が足りない。
言語、サッカー、日常生活どれをとってもまだまだゆるい。そして甘い。
そんなに綺麗にはいかない。もうわかってる。
だから自分に矢印を向けろ。向け続ければ必ず勝てる。あとは忍耐力。必ず最後に勝つ。
どんな環境でも自分を持つこと。
最も大切なことだとここ1ヶ月で思う。
環境が変われば、変わる?
自分の軸は変えてはいけない。



結局毎日が自分との戦い。
自分から掴みにいけるか。改めて自分整理としてこのnoteを書いた。
1ヶ月周期で必ず自分の変化とともに書いていきたいと思う。そして何か気づきがあれば書いていきたいと思う。
全てを自分の力に変える。









コツコツが勝つコツ
vincere

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