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前日は千ヶ峰へお水をいただきに
加えて春のキャンプへ

娘と田舎道をドライブ
兵庫県の田舎は 日本むかし話か ジブリのような風景
おまけに この季節は桜が満開

山桜は山を染め
ソメイヨシノは植樹され
民家や河岸に花を咲かしている

田舎道を走っていると
ふと目に映ったのは 
いまでは人も住んでいない
古民家の庭に満開の桜

美しく咲き誇る桜


この桜の木は家主の自慢だったに違いない

今では通りがかりに私達みたいな人が偶然にこの桜に遭遇するぐらいだろう

車を走らせながら
娘と あの桜はどんな家族のドラマを見守ってきたのだろうかと
話をする

隣村から お嫁さんが嫁いできた日
子供が生まれた日
お兄さんに召集令状が来た日
お爺さんが亡くなった日
たわいもない喧嘩をした日
ご馳走様をみんなで食べた日
日常のなんでもない日を
言葉もかける事もなく家族を見守り続けてきた桜の木

桜の木を植えたのは やっぱりこの家を建てた時なのかな

長い月日 家族と一緒に過ごし
ある日 最後の住人がこの家をさる時も 黙って見守っていだんだろう

家主がいなくなっても 未だ家族の絆を大切に見守っているのかな〜と

想像を巡らすと 少し切なくなりました

春は時折センチメンタルになる



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