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溺愛する「言葉」に関わる本たち

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私が愛してやまない「言葉」に関わる本たちを、勝手にご紹介しています!
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記事一覧

言葉で聞く読書『スマホで「読まれる」「つながる」文章術』

「言葉で聞く読書」では、本の中で見つけた「言葉」をテーマに、皆さんにある一冊をご紹介していきます。 朝の時間に、約5分でお届けしています🌞 ぜひ、何か作業しながらお聞きください🍀 今日ご紹介する本は、奥山晶二郎さん『朝日新聞ウェブ記者のスマホで「読まれる」「つながる」文章術』です📖 奥山さんは、「読み手の気持ちがちょっと変化して、それが何か行動として表れる」を大切されていて。 そのために必要な、「読まれる」と「つながる」文章を解説された1冊です。 今朝、皆さんにご

瞬時に言語化できる人が、うまくいく。

今朝ご紹介する本は、荒木俊哉さんの『瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。』📖 「思いをうまく言葉にできない……」 ビジネスシーンでこんな風に悩んだ経験はありませんか? 本書は、電通コピーライター荒木俊哉さんが「言語化力」を鍛えるメソッドを解説しています。 自分が無意識に感じる思い・理由まで言葉に仕事をしていて「何か違う」と違和感を覚えること、きっと皆さん経験をお持ちではないでしょうか。 「なぜ自分がそう感じているのか?」その理由をうまく言葉にできないことって

絵本に学ぶ「何を捨て、残すか」

金曜日!今週も、あと少しですね🌞 今週は毎朝1時間、古賀史健さん『取材・執筆・推敲 書く人の教科書』をインプット&アウトプットしています📖 今朝は、【執筆】第五章「構成をどう考えるか」を読みました📝 構成力を鍛える絵本思考「なにを捨て、なにを残し、どうつなげるか」の構成を学び、その力を鍛えるための教材として本書では「絵本」が挙げられています📖 例として、皆さんお馴染みの「桃太郎」が登場。 30枚の絵の中から10枚だけを選び、説明するワークが封入されていました🍑 情

言葉にならない感情を、言葉にする

あっという間に木曜日ですね! 今週は毎朝1時間、古賀史健さん『取材・執筆・推敲 書く人の教科書』をインプット&アウトプットしています📖 今朝は、【執筆】第一章「文章の基本構造」を読みました📝 書くのではなく、翻訳するライターの機能として、古賀さんは以下の3つを挙げています。 録音機 拡声器 翻訳機 特に、「3」の考え方が印象的でした。 中でも、怒りや悲しみ、喜びなど、ことばを伴わない感情を、ことばにして考えることを「感情の翻訳」と表現されていて。 「それは自

能動的に「聴く」と「訊く」

「いつもと違う1週間にしよう!」と、思い立った月曜日。 今週は毎朝1時間、古賀史健さん『取材・執筆・推敲 書く人の教科書』をインプット&アウトプットしています📖 今朝は、【取材】第二章「何を訊き、どう聴くのか」を読みました📝 聴くための土台取材では、ぼんやりと「聞く」のではなく、能動的に「聴く」ことが求められる、と古賀さん。 これはテクニックではなく、取材者であるための心構えです。 聴くために必要な条件として、古賀さんは以下の3つを挙げます。 相手の話がおもしろい

出社/在宅関係なく「成果」を出すために

仕事が出社⇒リモートワークになって、早2年。 今も継続してリモートワークを推奨している会社には、感謝の気持ちでいっぱいです。 一方で、時に違和感を覚える瞬間もあります。 例えば、リモートワークあるあるのこの会話💡 「話したほうが早いよ」 「とりあえずMTGしよう」 最近、ある本のおかげで、その対処法が分かった気がしました。 それが今回ご紹介する、石倉秀明さん『THE FORMAT』です📖 1500名以上がリモートワークで働く会社『キャスター』の取締役CRO石倉

共感のために「言葉のズレ」を知る

気付いたら、相手と話が噛み合っていなかった…! コミュニケーションの中で、誰もが経験あることではないでしょうか? それって、「言葉のズレ」が原因かもしれません💡 今回ご紹介する本は、細谷功さん/佐渡島庸平さんの『言葉のズレと共感幻想』です📖 言葉=人間最強のツールかつ最大の弱点まずご紹介したいのは、細谷さんの言葉📝 言葉は「実際に起きている現象を何らかの形で抜き出したもの」と、細谷さんは言います。 「同じ言葉でも人によって解釈の仕方が変わる」現象、皆さんも経験ある

伝わる人の武器は「やさしさ」

「伝える」と「伝わる」の違いって、何でしょうか? 正解はないと思いつつ、常に考えていることの一つです💡 そんな私が最近ハッとした本を、今日はご紹介します! 柿内尚文さん『バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則』📖 編集者として活躍されている柿内さんが、「伝わる構造」と「伝わる技術」について解説した本書。 タイトルにある「バナナの魅力を100文字で伝えてください」の答え合わせも含めて、遊び心満載の一冊です💡 相手ベースで考えるまず、

ホメ殺すのではなく、ホメ生かす

今日は、最近「ホメる」について考え直すきっかけになった本をご紹介します。 澤田智洋さん『わたしの言葉から世界はよくなる コピーライター式ホメ出しの技術』です💡 大切な人の魅力を”自分の言葉で表現できるようになる”、コピーライター・澤田さんの思考法が紹介されている一冊です📖 相手を停止させる?ホメ殺し本書では、相手の成長を促したり、可能性を広げたり、人生を進める一助となる『ホメ出し』を中心に解説📝 これは、相手の「再生ボタン」を押すような行為です。 他方で、ときに相手

発する言葉が、自分をつくるー伝える準備

オンラインでのコミュニケーションが当たり前になって、早2年が経とうとしています。 その中で強く感じているのは、「発する言葉が、自分をつくる」ということ。 というのも、最近「その言葉、もったいないな…」と思う人をよく見かけるからです。 特に、テキストでのコミュニケーションが当たり前になった今、そんな人をよく見かけるような気がします。 一方で、相手を「励ます」「勇気づける」といった言葉を生み出している人がいるのも、また事実。 その違いは、一体どこにあるのでしょうか?

コミュニケーションの極意は「ほんわか」にあり

仕事やプライベートで、初めましての人とお話するとき「何話したらいいんだろう…」と困った経験はありませんか? さらに、初めましての人がこんな方だったらどうでしょうか? ・目の上の人 ・気難しそうな人 ・お話し下手な人 自分は仕事柄、初めましての方にインタビューする機会が多く、「なかなか会話が弾まない」「明らかにインタビューする人が機嫌悪そう…」など、何度も失敗してきました。 今日は、失敗ばかりして落ち込んでいた私に勇気をくれた大切な一冊をご紹介します💡 それが小西美穂

あなただけの答えを導く「解釈」の練習

阿部広太郎さん『それ勝手な決めつけかもよ?』 おはようございます!本日は、朝渋で開催された、阿部広太郎さんのイベントをご紹介します🌞 今回は、新刊『それ勝手な決めつけかもよ?』のイベントでした。 「解釈」をテーマにした、今回の書籍。 目まぐるしい変化が求められる今こそ、全ての方々に知って頂きたい「解釈」のお話です。 私にとっても、大切な1冊となりました📖 ※詳しい感想はコチラから 逆境は”企画の母”今回、特に印象的だったのが、2020年に中止になった『企画メシ』の

私の正解は私が決めるー「解釈」を力に

阿部広太郎さん『それ、勝手な決めつけかもよ?』 「ステイホーム」 「緊急事態宣言」 「不要不急」 この1年で、何度も聞くようになった言葉たち。 こういった言葉たちを聞く度に、心がざわついている自分がいました。 目まぐるしく変化していく社会についていこうと、頑張って、笑顔を作る毎日。 よく分からないけど、ちょっとでも気を緩めたら、涙があふれてしまいそうな日もありました。 あなたにも同じような経験、ありませんか? ーーーーーーーー 今日は、そんな経験に心のあたり

「心に響く言葉」のつくり方

「言葉にできる」は武器になる。 「どうして、あの人の言葉は心に響くんだろう?」 こんなこと、考えたことはありませんか? 例えば… ✔仕事でのプレゼン ✔プライベートで見るSNS ふとした生活の中に、「心に響く言葉」と出会う体験が、きっとあると思います。 では、「心に響く言葉」の正体とは何なのでしょうか? ======== 今回ご紹介する本、梅田悟司さん『「言葉にできる」は武器になる。』では、その答えの一つとして「言葉の重み」をあげています📚 「思い」が言葉の重