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つらい感情には”居場所”を与えよう

今朝ご紹介する本は、「自分を思いやるレッスン~マインドフル・セルフ・コンパッション入門」です📖

セルフ・コンパッションとは「他の人を思いやるように、自分のことを思いやる」考え方です。

例えば、自分は、ストレスを感じると自己批判の思考を繰り返す傾向があるのですが…

そういった時に、自分に思いやりの気持ちを向けられる人ほど、困難に対応する力があり、自己成長のモチベーションや幸福感が高いことが明らかになっているそうです💡

本書では、セルフ・コンパッションを高める方法がわかりやすく紹介されています。

本の中で見つけた「言葉」をテーマに、皆さんにある一冊をご紹介していく「言葉で聞く読書」📖
noteを読む時間がない方は、何か作業をしながらコチラをお聞き頂けると嬉しいです🍀


つらい感情と向き合う3つの方法

本書では、つらい感情と向き合うための方法として、以下の3つが紹介されています📝

  1. 感情にラベルを貼る

  2. 身体で感情に気づく

  3. やわらげ、なだめ、許す(soften soothe allow)

個人的に学びだったのが、「つらい感情にはラベルを貼って、居場所を与える」という「1」の考え方です💡

居場所を与えることで”いたわるイメージ”なんだとか。

これまでの自分は、つらい感情を無理に変えようとしたり、減らしたりしないと!と考えていたのですが、逆効果だったみたいです。

感情ラベルの貼り方

それでは、どのように感情にラベルを貼れば良いのでしょうか?

(例)怒りの感情
✕私怒ってる!ダメだー(自身を責めるように)
○そっか、私今怒ってるんだよね(大切な人に接するように)

「3」にある、許す(allow)には、日本語だと「このままにしておく」「受け容れる」というニュアンスがあるのだそうです。

つらい感情であっても「そのままで良いよ~」と許容するイメージなのかな?と感じました。

自分の良さを育んでくれた人へ敬意を

自身の認められない部分であっても、たくさんある自分の一部として、居場所を与えるイメージを持つことが大切なのかなと💡

居場所を与える時、一緒に大切にしたいのは「自分の良さ」を認めることです。

あわせて、ご紹介したい考え方があります。

自分の中にある良い面は、自分に関わってくれた人たちや、さまざまな条件が積み重なった結果

つまり、自分の良さに目を向けることは、自分の良さを育んでくれた人たちにも敬意を向けることなんです。

これまでの私は、「自分の良さ」を認める=自分勝手、とネガティブなイメージが強かったので、考え方を変えていきたいと思いました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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