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梅は咲いたか 桜はまだかいな、、、仕事や人生を色恋に例えた詩なのではと。

梅は咲いたか 桜はまだかいな
しょんがいな

季節の詩ではなく、色歌なんだけどね。
出だしの一節だけ捉えて、季節感あるなぁって思ってる人多いでしょ。

柳ャなよなよ風次第
山吹や浮気で 色ばっかり
しょんがいな

色歌でありながら、どうなんだろうか。
仕事や人生を色恋に例えた詩なのではないかと僕は思っています。

梅(=若輩者)は咲いたのかな
桜(=それより年上の者)はまだなのかな
柳(=慣れてきた者)はふらふらとうつり気にしてて
山吹(=手練れた者)は浮気性で実をつけない
しょうがねぇなあ
そんな解釈です、僕なりのですが。

あさりとれたか はまぐりゃまだかいな
あわびくよくよ片想い
さざえは悋気で角ばっかり
しょんがいな

つづく2番は、
あさりは(=若輩者)はどうなのかな、
はまぐり(=もう少し年上の者)はまだまだかな、
あわび(=慣れてきた者)は片思い(自分勝手)で、
さざえ(手練れた者)は他人をうらやみ怒ってばかり
しょうがないなぁ
って感じですね、僕の勝手な解釈ですが。

手練れた者のつもりでいましたが、桜でもなく梅ですらない、まだまだ咲かない自分がいます。
人生に春はない、なんてここ何年かは思ったり。


節分の日の昨日に母の一周忌を無事に執り行いました。牧野家菩提寺としてお世話になっている文京区の一行院の庭に梅が咲いていました。
叔父貴(母の弟)が毎年のように写真を撮ってFacebookにあげていた梅。僅か3年前は叔父貴も母も元気だったのにね。人の命は花同様に儚いな。
鬼は外、福はうち、、、梅は咲いた、、、ね。

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