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国木田独歩「初恋」

本日は国木田独歩「初恋」を朗読しております。

ガンコな老人とナマイキな少年の勢いのあるやりとりと、
ラストの、やわらかでほっこりしたまとめ方が好きな作品です。
作中の孟子や孔子の言葉について、その意味を記しておきますね。

「君、臣を視ること犬馬のごとくんばすなわち臣の君を見ること国人のごとし」
(主君が家臣を犬や馬のように扱えば、家臣も主君をやからとみなし敬わなくなる)

「君、君たらずといえども臣もって臣たらざるべからず」
(主君に徳がなく主君らしくなくても、家臣は臣下として忠節をつくすべきである)

「君、臣を使うに礼をもってし臣、君につかうるに忠をもってす」
(主君は家臣に礼節をもって接し家臣は主君に忠実な心をもって接することが大事である)

ところで国木田独歩というとやっぱり、ラーメンズさんの『椿』「日本語学校アメリカン」を思い出し、歌い出してしまいます~(*’▽’) 
♪国木田独歩 独歩 独歩 国木田独歩 六本木~