見出し画像

イライラするようになった

‪久しぶりに充実した休暇を過ごして、連休は4日目に突入しようとしている今日。

旅行中に、自分でもがっかりするほど、つまらない事に苛立ち続けたので、記録を残したいと思う。

あの苛立ちさえなければ、四六時中最高だったのに。

わたしは、ひどく愛想の悪い店員さんや、ホスピタリティ精神に溢れながらも 古ぼけたジェンダー感をふりかざす店員のおばあさん(高級な料理を彼氏に奢らせているのだという思い込みから、〝優しい彼だね〟などと言われてしまった)、いつまでも途絶えないレジの列、思っていたよりも庶民的だったお店、パートナーとの小さな食い違いの一つ一つに苛立っていった。

それは、如実に疲労感と同時に現れて、ひどい時には物音にすら気が滅入ってしまった。

「これは何とかしなきゃ」と思って、怒りのおさえかたや、疲労感の解消法をネットで検索したのだが、ご飯を食べたり、栄養ドリンクを飲めば、嘘のように気分が落ち着いた。

明らかに血糖値に気分が振り回されている。

アンガーマネジメント、非定気型うつ、ホルモンバランス、自律神経、、、、考えられる原因や症状のようなものはあるのだけど、とにかく私は働き始めてから180度変わって、「イライラする」人になったように思う。

イライラしている大人なんてちっとも珍しくはないけど、私にとっては性格上あり得ないことで。苛立ちを他人にぶつけている人を見るとなんとも悲しい気持ちになる。

自立した大人として、「他人に期待しないこと」を説く教えは多いのだが、それは日本的な感覚とはかけ離れているかもしれない。
‪理由は、ここ日本は、先回りして他人の期待に応えることがルール化された超もてなし大国であり、
‪自分を差し出し、差し出さない他人に怒りを覚える。そんなサイクルと共に、秩序が保たれているからだ。

もともと日本人なわけだし、日本人が好きなので自国の文化と線を引こうと云った感覚は、私の中にはあまりない。

問題は、その文化が圧倒的に変化を受け付けない点で、

変わるにしても、帰るにしても、多大な苦労が懸念される。とにかくどこにいるにしても、私の苦労が水の泡になってしまわないかと、不安に思えて仕方ない。

とにかく、私は今の私が好きではない。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?